ラウンドワン、第1四半期売上18%増 国内好調も米国減益、純利益は1%減

2026年08月10日 12:20

今回のニュースのポイント

ラウンドワンが10日発表した2027年3月期第1四半期(4~6月)連結決算(IFRS)は、売上収益が前年同期比18.2%増の513億7,700万円、営業利益が4.3%増の63億3,900万円となりました。国内ではクレーンゲーム需要やコラボ企画などが寄与し大幅な増益を達成した一方、米国事業は売上高が伸びたもののセグメント利益が減少。親会社の所有者に帰属する四半期利益は同1.1%減の33億6,800万円となりました。

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 10日に発表されたラウンドワンの2027年3月期第1四半期連結業績は、売上収益が513億7,700万円(前年同期比18.2%増)、営業利益が63億3,900万円(同4.3%増)、税引前四半期利益が52億6,700万円(同2.1%増)となりました。一方、親会社の所有者に帰属する四半期利益は33億6,800万円(同1.1%減)とわずかに減少しました。なお、営業利益に減価償却費を加えたEBITDAは174億9,200万円(前年同期は165億1,800万円)へと増加しています。

 日本事業は売上収益が285億4,900万円、セグメント利益は55億4,300万円(前年同期は36億4,600万円)と大きく伸長しました。高い需要が続くクレーンゲーム向けに景品コーナー「とれすぎ~のアイランド」を6月末時点で76店舗まで拡大したほか、アニメやアーティストとの限定コラボキャンペーンなども実施しました。国内の収入は、アミューズメント(前年同期比21.3%増)、カラオケ(同14.8%増)、スポッチャ(同13.7%増)、ボウリング(同11.3%増)と主要な全分野で揃って伸びを示しました。

 一方、米国事業は売上収益が225億6,100万円(前年同期比20.5%増)と2桁増収となったものの、セグメント利益は16億1,800万円(前年同期は28億4,400万円)と43.1%の減益となりました。米国ではオリジナル景品の定期導入やコラボ施策によりアミューズメント収入(同20.7%増)や飲食その他収入(同25.3%増)など売上は順調に拡大したものの、利益面では苦戦を強いられました。

 2027年3月期の通期連結業績予想については、売上収益2,190億9,000万円(前期比15.6%増)、営業利益330億5,000万円(同14.9%増)、税引前利益274億5,000万円(同8.0%増)、親会社所有者帰属当期利益182億6,000万円(同9.9%増)とする従来予想を据え置いています。年間配当予想も1株あたり18円を維持しています。

 第1四半期は、国内がアミューズメントを中心に好調を維持して全体を牽引したものの、米国事業では売上高が2割以上伸びながらも大幅な減益となるなど対照的な結果となりました。また、今期より独立した報告セグメントとなった米国の高級飲食事業は8億600万円のセグメント損失(前年同期は3億9,600万円の損失)を計上しています。今期中に開業を予定する「ラウンドワンデリシャスプロジェクト」を含め、米国市場における収益性の改善と事業展開が今後の注目点となります。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)