ミズノ、第1四半期は過去最高業績 ゴルフ・ランニング好調で営業益33%増

2026年08月08日 08:40

今回のニュースのポイント

美津濃(ミズノ・8022)が7日に発表した2027年3月期第1四半期連結決算(日本基準)は、売上高が前年同期比12.6%増の715億500万円、営業利益が同33.1%増の83億6,000万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同23.5%増の60億2,800万円となり、売上高・営業利益・経常利益・純利益のすべてで第1四半期として過去最高となりました。国内外でのゴルフやランニング用品、スポーツスタイルシューズの伸びに加え、新製品ゴルフクラブ「JPX ONE」のヒットやワークビジネスの拡大が業績を大きく押し上げました。通期の業績予想および配当予想は従来通り据え置いています。

本文
 美津濃が7日発表した2027年3月期第1四半期(2026年4~6月)連結決算は、売上高が前年同期比12.6%増の715億500万円、営業利益が同33.1%増の83億6,000万円、経常利益が同28.2%増の86億7,100万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同23.5%増の60億2,800万円となりました。売上高およびすべての利益項目において第1四半期としての過去最高実績を塗り替える好決算となりました。

 国内市場では、フットボールやゴルフ用品、スポーツスタイルシューズ、ワークビジネスが好調に推移しました。中でもゴルフ分野では、野球バット開発の技術を応用した新製品ゴルフクラブ「JPX ONE」がヒット商品となり売上拡大に大きく貢献しました。また、ランニングシューズの技術を活かしたワークシューズなどのワークビジネスもBtoB取引先の拡大により着実に成長しており、高付加価値商品の販売伸長に伴って粗利率(売上高総利益率)の改善も進みました。

 海外市場も地域ごとに力強い伸びを見せました。欧州ではランニングやゴルフに加えスポーツスタイルシューズの販売が拡大し、営業利益が前年同期比167.7%増(10億4,000万円)と急増しました。米州でも鍛造アイアンを中心としたゴルフや野球、ランニングが牽引して過去最高業績を達成し、アジア・オセアニア地域もランニングやフットボールの拡大により売上高が過去最高を記録しました。韓国市場におけるゴルフ需要の停滞などが一部利益の重しとなったものの、世界各地でスポーツ用品需要を取り込み、全体業績を押し上げました。

 好調なスタートとなったものの、同社は2027年3月期通期の連結業績予想を慎重に据え置きました。通期予想は、売上高が前期比8.1%増の2,800億円、営業利益が同12.8%増の255億円、経常利益が同10.5%増の265億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.4%増の190億円を見込みます。年間配当予想についても従来通り1株あたり66円(中間33円、期末33円)を維持しています。 (編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)