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日本銀行が12日発表した2026年7月のマネーストック速報によると、指標の一つであるM2の平均残高は1297.0兆円となり、前年同月比2.2%増加した。M3は1641.2兆円で同1.4%増、より幅広い金融資産を含む広義流動性は2338.4兆円で同4.4%増となった。現金通貨が前年を下回るマイナス水準で推移する一方、定期預金などを含む準通貨や投資信託などは前年を上回る推移が続いている。
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日本銀行は12日、2026年7月のマネーストック(通貨供給量)速報を発表しました。代表的な指標であるM2の平均残高は1297.0兆円となり、前年同月比2.2%増加しました。前年同月比の伸び率は前月(6月)と同じ2.2%でした。
より対象範囲の広いM3の平均残高は1641.2兆円で前年同月比1.4%増加しました。前月(1.5%増)からは0.1ポイント伸び率が縮小しました。また、M3に金銭の信託や投資信託、国債などを加えた「広義流動性」の平均残高は2338.4兆円となり、前年同月比4.4%増となりました。広義流動性の伸び率も、前月(4.5%増)から0.1ポイント小幅に鈍化しています。
M3の内訳をみると、現金通貨と預金通貨を合わせたM1は前年同月比0.1%増となりました。その構成要素のうち、紙幣や貨幣などの「現金通貨」は前年同月比1.2%減とマイナスが続いています。一方、当座預金や普通預金などの「預金通貨」は同0.2%増となり、伸び率は前月(0.3%増)から0.1ポイント縮小しました。
また、定期預金や外貨預金などを含む「準通貨」の平均残高は前年同月比4.3%増となりました。前月(4.4%増)から伸び率は0.1ポイント縮小したものの、前年を上回る状況が続いています。なお、譲渡性預金(CD)は前年同月比2.8%減となりました。
広義流動性の内訳において特徴的な動きをみせたのが、投資信託や国債などの金融資産です。7月の「投資信託(累積純投資額)」は前年同月比13.1%増となり、前月(12.1%増)からさらに伸び率が拡大しました。
このほか、「国債(国庫短期証券等を含む)」は前年同月比18.8%増となり、伸び率は前月(19.8%増)から1.0ポイント縮小しました。「外債」は同6.1%増となり、前月(5.6%増)から伸び率がやや拡大しています。「金銭の信託(年金信託等を除く)」は同11.8%増でした。
7月のマネーストック全体を振り返ると、手元の現金通貨が前年比でマイナス推移を続ける一方で、準通貨や投資信託などでは前年を上回る状況が続いており、資金の保有形態によって異なる動きがみられています。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)













