お盆の高速道路、交通量は前年並み 10km以上の渋滞減も30km以上は38%増

2026年08月19日 07:19

画・車の運転に「自信ある」者の方が事故の経験が多い。事故経験4割。

お盆期間の高速道路では、交通量が前年並みとなる一方、30km以上の長距離渋滞が前年より増加した(写真はイメージ)

今回のニュースのポイント

2026年のお盆期間における全国の高速道路の平均日交通量は4万5700台となり、前年同期の99%とほぼ同水準でした。10km以上の渋滞は312回と前年から10%減少した一方、30km以上の渋滞は18回と38%増加しました。期間中で最も長かった渋滞は8月16日に関越自動車道上りの三芳PA付近で発生した51.1kmでした。また、熊本地震の影響で通行止めとなっていた九州自動車道では、解除後に交通量が地震発生前と同程度まで回復しています。

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 NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本、本州四国連絡高速道路の4社は18日、2026年のお盆期間における高速道路の交通状況(速報)を発表しました。

 対象となった8月7日から16日までの10日間における全国の代表40区間の平均日交通量は4万5700台で、前年同期(2025年8月8日~17日)の4万6000台に対し99%とほぼ同水準となりました。最も交通量が多かった日の平均値(最大日交通量)も4万8900台で前年比97%にとどまり、お盆期間全体の通行量は前年並みで推移しました。

■ 渋滞総数は減少も、30km以上の長距離渋滞は増加

 全体交通量が前年並みとなった一方で、渋滞の発生状況には明らかな特徴が出ました。

 10km以上の渋滞回数は全国で312回発生し、前年同期の345回から10%減少(33回減)しました。しかし、このうち30km以上の長距離渋滞に限ると18回発生し、前年の13回から38%増加(5回増)しました。10km以上の渋滞全体は減少した一方、30km以上に及ぶ長距離渋滞は増える結果となりました。

■ 最長は関越道上りの51.1km、ピークは下り8日・上り15日

 期間中に発生した特に長い渋滞としては、8月16日午後5時50分ごろに関越自動車道上り・三芳PA付近で発生した51.1kmが最長でした。原因は交通集中と事故によるものです。このほか、圏央道内回り・八王子JCT付近で49.5km、圏央道外回り・狭山PA付近で42.3kmなどの長距離渋滞が記録されました。

 日別の混雑状況を見ると、10km以上の渋滞回数のピークは、下り線が8月8日(土)、上り線が8月15日(土)となりました。

■ 大型車の交通量は7%増加

 車種別の平均日交通量を見ると、小型車が3万9200台(前年比98%)とやや減少したのに対し、大型車は6500台(同107%)と増加しました。全車種合計では99%とほぼ前年並みでしたが、小型車と大型車では前年からの増減に違いが見られました。

■ 熊本地震による通行止め、解除後は地震前と同程度に回復

 お盆期間中の交通流における特殊要因として、熊本地震の影響もありました。地震の影響で九州自動車道の松橋IC~えびのICが通行止めとなったため、影響を受けた城南スマートIC~松橋ICの交通量は、通行止め期間中に地震発生前と比べ約5~6割(約2万台/日)減少しました。この間、東九州自動車道へ迂回する動きが見られ、同道路が広域う回路として機能しました。

 その後、九州道は8月14日午前6時に通行止めが早期解除され、解除後の交通量は1日あたり3万5500台となり、地震発生前と同程度まで回復しました。早期解除により、通行止めが続いた場合に東九州道で予測されていた8回の渋滞は発生しませんでした。全国的には前年並みの通行量となるなか、渋滞回数の減少と長距離渋滞の増加、九州エリアでの交通流の変化がみられたお盆となりました。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)