シルバーウィーク、高速交通量はGWの93% 小型車減る一方、大型車はGW比24%増

2026年09月28日 14:49

画・高速道路

シルバーウィークの高速道路交通量はGW比93%。小型車が89%に減少する一方、大型車は124%となった(画像は資料写真)

今回のニュースのポイント

高速道路各社が9月25日に発表した2026年シルバーウィーク期間(9月19日~23日)の交通状況速報によると、全国の代表40区間における平均日交通量は4万5100台となり、今年5月のゴールデンウィーク(5月2日~6日)との比較で93%にとどまりました。10km以上の渋滞回数も89%へ減少しました。一方で、車種別の交通量をみると小型車がGW比89%へ減少したのに対し、大型車は6100台とGW比124%を記録しました。全体の交通量が縮小する中で、大型車の断面交通量が前回の大型連休を24%上回る対照的な動きが示されました。

本文
 東日本、中日本、西日本、本州四国連絡の高速道路4社は9月25日、2026年のシルバーウィーク期間(9月19日~23日の5日間)における全国の高速道路の交通状況(速報値)を公表しました。全国の代表的な40区間を対象とした平均日交通量は4万5100台となり、比較対象となる今年5月のゴールデンウィーク期間(5月2日~6日の5日間)における4万8700台に対して93%(3600台減)にとどまりました。期間中の最大日交通量についても4万9500台と、GWの5万3100台に対して93%となりました。なお、本数値は全国すべての高速道路の通行量ではなく、代表40区間の断面交通量を算出した速報値となります。

 今回の公表結果で特筆されるのは、車種別によって交通量の動向が対照的であった点です。代表40区間における小型車の平均日交通量は3万9000台となり、GW(4万3800台)と比較して89%へと減少しました。一方で、大型車の平均日交通量は6100台となり、GW(4900台)の124%と上回りました。主要区間で見ると、東名高速の秦野中井~大井松田でGW比162%(2万1500台)、東海環状道の土岐南多治見~土岐JCTで同180%(2700台)となるなど、大型車の断面交通量がGWの数値を上回った区間もみられました。

 混雑状況についても、渋滞回数はGWを下回りました。10km以上の渋滞発生回数は全国で201回となり、GW(225回)に対して89%に減少しました。このうち30km以上の渋滞は13回で、GW(19回)に対して68%となりました。方向別では下り線で90回、上り線で111回の10km以上の渋滞が発生し、発生日別のピークは下り線が9月19日、上り線が9月22日となりました。

 全体として渋滞回数は減少したものの、個別の主要路線では50kmを超える大規模な渋滞も発生しています。期間中の最長渋滞は、9月22日午後5時35分に関越自動車道上りの三芳PA付近で発生した52.9kmで、原因は事故に起因する交通集中とされています。同日には中央自動車道下りの上野原IC付近で47.2km、神戸淡路鳴門自動車道上りの舞子トンネル出口付近で48.0kmの渋滞が記録されました。また、2026年熊本地震の復旧工事に伴い対面通行規制が続いている九州自動車道の宇城氷川スマートIC~八代IC間では、規制区間を先頭とする10km以上の渋滞が期間中に7回発生し、最大で9月22日午後4時25分に上り線で15kmの渋滞を観測しました。

 2026年のシルバーウィークは、代表40区間の平均日交通量がGWの93%、10km以上の渋滞回数が89%となるなど、全体的な混雑水準は5月の大型連休を下回る形となりました。しかし、車種別では小型車が89%へ減少する一方で大型車が124%へ増加するなど、通行車種の構成においては前回の大型連休時と異なる数値の動きが表れました。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)