Alstomは南アフリカの高速通勤鉄道「Gautrain」向けに新型車両8編成を供給し、ハウテン州の自社工場で現地製造する。次期15年間のコンセッションにおける同社担当分の累計契約額は8億ユーロ(画像はイメージ)
今回のニュースのポイント
仏鉄道車両大手Alstom(アルストム)は9月30日、南アフリカ・ハウテン州の高速通勤鉄道「Gautrain(ガウトレイン)」の次期15年間のコンセッションにおいて、同社の担当範囲の累計契約額が8億ユーロに達すると発表しました。ハウテン州政府とGautrain Management Agency(GMA)から次期コンセッションの落札者に選定されたコンソーシアム「Sihamba Sonke Mobility(SSM)」にパートナーとして参画し、2026/27年度第2四半期に受注計上する予定です。同社は新型車両8編成の現地製造、信号・通信システムの更新、既存車両の改修および長期的な鉄道メンテナンスを一括で担います。
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フランスの鉄道車両・システム大手Alstomは9月30日、南アフリカのハウテン州政府およびハウテン鉄道管理庁(GMA)が進める高速通勤鉄道「Gautrain」の次期コンセッション事業において、同社担当分の累計契約額が15年間で8億ユーロになると発表しました。同社は落札者であるコンソーシアム「Sihamba Sonke Mobility(SSM)」の株主および戦略的産業パートナーとして参画し、この案件を2026/27年度第2四半期に受注計上する予定です。
AlstomはGautrain向けに新たに8編成の列車を供給し、ハウテン州にある自社工場「Alstom Ubunye」で現地製造します。同社は、自国での車両生産について、現地での技能開発や地域産業の成長、南アフリカの鉄道サプライチェーン拡大を支えるものになるとしています。
あわせて、今回の8億ユーロ規模の事業範囲は新造車両の供給にとどまりません。Alstomは最新の信号システムの導入や通信設備のアップグレード、既存走行車両の改修・近代化、さらには長期的な鉄道メンテナンスサービスまでを含むシステム全体の刷新(EPC等)を担当します。同社は、これらの取り組みについて、システムの輸送能力拡大や列車運行頻度の向上、Gautrainネットワークの長期的な性能確保を目的としていると説明しています。
Gautrainは2010年の開業から16年を経て、新たな運営ステージへ移行します。同鉄道はヨハネスブルクやプレトリア、ORタンボ国際空港などを結ぶ総延長約80キロメートル、10駅で構成される主要都市鉄道網であり、2026年6月までの累計利用回数は2億1600万回を超えています。今回の発表では、SSMが次期コンセッションの落札者に選定され、Alstomの担当範囲として新型車両、信号・通信設備、既存車両の近代化、長期的な鉄道メンテナンスなどが示された形となります。
Alstomの担当範囲は15年間で累計8億ユーロに上り、新型8編成をハウテン州内で製造するほか、既存車両や信号・通信設備の更新、長期的な鉄道メンテナンスを担います。次期コンセッションでは、既存交通インフラの近代化と南アフリカ国内の鉄道製造基盤の活用が並行して進められます。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)













