財務省が10月1日に発表した9月20~26日の対内証券投資は、4兆9711億円の売り越しとなった。株式・投資ファンド持分の売り越し額が縮小する一方、中長期債と短期債では売り越し額が膨らんだ。写真は財務省の看板(画像は資料写真)
今回のニュースのポイント
財務省が10月1日に公表した「対外及び対内証券売買契約等の状況」によると、9月20~26日の非居住者による対内証券投資は4兆9711億円の処分超(売り越し)となり、前週9月13~19日の3兆7757億円から売り越し額が拡大しました。内訳では、株式・投資ファンド持分の売り越しが3620億円となった一方、中長期債(1兆3418億円の売り越し)と短期債(3兆2672億円の売り越し)を合わせた売り越し額は4兆6090億円(編集部による単純計算)となりました。
■海外勢、日本証券4兆9711億円売り越し
財務省が10月1日に発表した「対外及び対内証券売買契約等の状況(週次・指定報告機関ベース)」によると、9月20~26日の非居住者による対内証券投資は4兆9711億円の処分超(売り越し)となり、前週(9月13~19日)の3兆7757億円から売り越し額が拡大しました。対内証券投資全体では、9月6~12日(4929億円の売り越し)、9月13~19日(3兆7757億円の売り越し)に続き、週次データで3週連続の処分超となっています。なお、公表データは指定報告機関からの報告に基づく証券売買契約の集計値となります。
■株式の売り越し、前週から大幅縮小
対内証券投資の内訳をみると、株式・投資ファンド持分は取得額16兆576億円、処分額16兆4196億円で3620億円の売り越しとなりました。3週連続の処分超となったものの、前週(9月13~19日)の4兆9425億円からは売り越し額が大幅に縮小しています。
■中長期債・短期債で4兆6090億円売り越し
債券の内訳をみると、中長期債が取得額1兆9702億円、処分額3兆3120億円で1兆3418億円の売り越しとなり、前週(843億円の売り越し)に続いて2週連続の処分超となりました。また、短期債は取得額1兆7075億円、処分額4兆9747億円で3兆2672億円の売り越しとなり、1兆2511億円の買い越し(取得超)だった前週から2週ぶりの売り越しに転じました。
中長期債の売り越し額(1兆3418億円)と短期債の売り越し額(3兆2672億円)を合計すると4兆6090億円の売り越し(編集部による単純計算)となり、前週に大きかった株式・投資ファンド持分の売り越しが縮小する一方、今回は中長期債と短期債がともに処分超となりました。
■国内勢、海外証券3278億円売り越し
居住者による対外証券投資は3278億円の処分超(売り越し)となり、前週(9月13~19日)の1兆5161億円から売り越し額が縮小しました。
対外証券投資の内訳では、株式・投資ファンド持分が取得額1兆8896億円、処分額1兆6637億円で2258億円の買い越しとなり、3週連続の取得超となりました。中長期債は取得額9兆5867億円、処分額10兆2712億円で6845億円の売り越し(2週連続の処分超)、短期債は取得額1兆2445億円、処分額1兆1136億円で1309億円の買い越し(4週連続の取得超)となっています。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)













