今回のニュースのポイント
財務省が20日発表した8月9~15日の対外・対内証券売買契約等の状況によると、海外投資家は日本の株式・投資ファンド持分を6212億円買い越しました。買い越しは3週ぶりです。一方、中長期債は1兆2499億円の売り越し、短期債も1兆2075億円の売り越しとなり、対内証券投資全体では1兆8362億円の処分超となりました。国内投資家は海外の株式・投資ファンド持分を1兆3913億円買い越し、中長期債も1兆1351億円の買い越しとなっています。
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財務省が8月20日に発表した対外及び対内証券売買契約等の状況(週次・指定報告機関ベース、8月9日~15日)によると、海外投資家による日本の株式・投資ファンド持分は6212億円の買い越し(取得超)となりました。海外勢の日本株買い越しは3週ぶりとなります。期間中の取引内訳をみると、海外投資家による株式の取得額は33兆6281億円、処分額は33兆6069億円でした。前週(8月2日~8日)の3686億円の売り越し(処分超)から一転し、買い越しへ転換しました。
株式で買い越しに転じた一方、日本の債券は大幅な売り越しとなりました。海外投資家による日本の中長期債投資は1兆2499億円の売り越し(処分超)となりました。前週の567億円の売り越しに続き、2週連続の売り越しで、売越額も前週から大幅に拡大しました。さらに、日本の短期債投資も1兆2075億円の売り越し(処分超)となり、前週の2159億円の買い越しから2週ぶりの売り越しへ転じています。株式では6212億円を買い越したものの、中長期債と短期債を合わせた債券の売り越し幅がそれを大きく上回りました。対内証券投資全体では1兆8362億円の処分超となり、前週の2093億円の処分超から売越額が大幅に拡大しました。
対外証券投資では、国内投資家による海外株式・投資ファンド持分と中長期債がともに買い越しとなりました。国内投資家による海外の株式・投資ファンド持分は1兆3913億円の買い越し(取得超)となりました。前週(9274億円の買い越し)から買越額が拡大し、2週連続の買い越しとなりました。また、海外の中長期債投資も1兆1351億円の買い越し(取得超)でした。前週(1兆6367億円の買い越し)より買越額は縮小したものの、3週連続の買い越しを維持しています。一方、海外の短期債は862億円の売り越し(処分超)となり、2週連続の売り越しでした。これらを合わせた対外証券投資全体(居住者による取得・処分)は2兆4402億円の買い越し(取得超)となり、前週の1兆7829億円から買越額が拡大しました。
8月9~15日は、海外投資家が日本株を3週ぶりに買い越した一方、日本の中長期債と短期債を大幅に売り越しました。国内投資家は海外株を2週連続、海外中長期債を3週連続で買い越しており、対外証券投資全体では2兆4402億円の取得超となりました。株式と債券で国内外の投資家の資金フローに違いがみられる結果となっています。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)













