iPhone購入者は「操作性」と「ブランド力」を評価

2013年12月17日 14:59

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2013年、iPhoneを購入した人はその「操作性」と「ブランド力」を評価していたことがわかった

 今年は、秋にiPhone5s/5cの2機種が発売になり、同時にドコモもiPhoneの取り扱いを始めたりと、例年以上に何かとiPhoneにまつわる話題が多かった。そんな2013年、iPhoneを購入した人はその「操作性」と「ブランド力」を評価していたことがわかった。

 MMD研究所が2013年11月にインターネット上で今年iPhoneを購入した人を対象に、現在の満足度について端末のサイズや画面サイズ、バッテリーの持ちなどを聞いたところ、「画質の良さ」と回答した人が「満足」「やや満足」を合わせ85.8%と最も満足度が高かった。次いで「端末のサイズ感」が83.6%、「デザイン性」が83.1%と続いた。

 iPhone購入時に重視する(した)項目について聞いたところ、「操作性の良さ」と回答した人が49.9%と最も高い結果となり、次いで「端末のブランド」と回答した人が48.9%、「デザイン性」が40.8%と、iPhoneならではの良さを重視する結果が得られた。

 以前所有していた端末と現在のiPhoneを比べた際に、特に満足している項目について聞いたところ、「操作性の良さ」と回答した人が43.5%と最も高く、次いで「画質の良さ」と回答した人が36.3%、「画面サイズが大きいこと」と回答した人が32.0%だった。

 次のスマートフォン端末を買い替える際に求める要素を聞いたところ、「とにかく充電の持ちが長いバッテリー(51.2%)」と最も高い結果となり、次いで「防水・堅牢さを備えたパワフル端末(29.4%)」、「メーカーのブランド性を高めるデザイン(27.8%)」という結果となった。

 Android端末シリーズの所有者も「充電の持ち」と「防水堅牢さ」は1位、2位と同じで高い要望があることが別の調査で明らかになっているが、iPhoneにおいては「iPhoneブランド」であることが人気であることが分かった。

 要するに、iPhone購入者は、それがiPhoneだからという理由で、iPhoneを選んでいるのだ。この圧倒的なブランド力は、きっと来年も続いていくのだろう。(編集担当:久保田雄城)