平成23年度の租税滞納額は1兆3617億円と22年度に比べ584億円減少した。消費税も87億円減少し、4169億円になった。租税滞納額は平成11年度以降13年連続で減少し、滞納額がピークだった平成10年に比べ48.4%と半額以下まで改善していた。また、消費税の滞納額も平成12年度以降、12年連続して減少している。
国税庁によると、23年度中の新規滞納発生額は6073億円で逆に整理済額は6657億円となった。消費税も3220億円新規発生したが、3307億円が整理された。
租税滞納額の内訳では消費税が最も多く4169億円、次いで申告所得税(3746億円)、源泉徴収税(2614億円)、法人税(1754億円)、相続税(1306億円)、その他の税(29億円)になっていた。(編集担当:森高龍二)