騒音区域 辺野古地区 予測で「0世帯」

2014年10月13日 10:11

 自民党の佐藤正久元防衛大臣政務官は沖縄・普天間飛行場に代わる名護市・辺野古基地建設で、辺野古基地の機能・役割は普天間に比べ「ヘリ基地機能」ひとつになる、騒音区域(第1種区域)は辺野古地区では「0世帯」(予測)、飛行航路も「住宅地上空は飛行しないように設定されている」と地元住民の危険や負担の軽減につながる旨を自身のブログの党国防部会勉強会の内容紹介の中で示した。

 この中で、普天間飛行場の移設について「普天間飛行場には3つの機能・役割がある」として「ヘリ基地機能、空中空輸機の基地機能、緊急時の基地機能」を示し、「ヘリ基地機能はキャンプ・シュワブ辺野古地区へ移転」するが、「空中空輸機の基地機能は岩国飛行場へ移転(8月26日に15機の空中空輸機・KC-130が岩国飛行場へ移駐済み)、緊急時の基地機能は新田原基地へ移転されることになっている」と紹介。

 代替施設のキャンプ・シュワブ辺野古地区には「1200メートル(オーバーランを含むと1800メートル)の滑走路が2本、V字に設置されることになっている」と紹介するとともに「普天間飛行場の騒音区域(第一種区域)は約1万2000世帯だが、辺野古地区では0世帯と予測され、飛行経路は普天間基地では住宅地上空に設置されているのに対し、辺野古地区は、住宅地上空は飛行しないように設定されている」と記した。(編集担当:森高龍二)