ドゥ・ハウスは、自社のインターネットリサーチサービス「myアンケートASP」を利用し、「モラタメ.net」会員のうち20歳以上59歳以下の男女を対象に「ハロウィン」に関するWEBアンケートを実施した。調査期間は2015年10月5日~10月6日。有効回答は1,195人から得た。
まず、今までに、ハロウィンのパーティーやイベントで仮装やコスプレをしたことはあるか聞いたところ、「ある(16.9%)」が2割弱、「ない(83.1%)」が8割を占めた。また、経験をした人に、どんな仮装やコスプレをしたのか聞いたところ、1位「魔女・悪魔(39.6%)」、2位「キャラクター・ヒーロー(16.8%)」、3位「着ぐるみ(13.4%)」という結果となった。
次に、ハロウィンが季節の行事・イベントとして日本で定着したと思うか聞いたところ、「ややそう思う(39.5%)」が約4割と最も多く、「そう思う(12.3%)」と合わせて全体の半数以上に達した。
一方、今年のハロウィンに何かする予定があるか聞いたところ、「特に何もしない(62.4%)」が約6割を占め、2位の「ハロウィンにちなんだ飾り付けをする(13.9%)」に大差をつけた。ハロウィンの飾り付けや期間限定の商品などを目にする機会は増えたものの、実際にパーティーを開いたり参加したり、イベントとして楽しむ人はまだ一部にとどまっているようだとしている。
ハロウィンを祝うことについてどのように思うか聞いたところ、男女で差がみられた。男性は「特に関心がない(36.9%)」が最も多く、次いで「楽しむイベントが増えて良いと思う(24.8%)」となった。一方女性は、「楽しむイベントが増えて良いと思う(37.5%)」が最も多く、次いで「ハロウィン本来の意義が失われイベント化していると思う(29.8%)」の順。「特に関心がない」については男性36.9%、女性12.8%で、男性より女性の方がハロウィンに対する関心が高いことがうかがえるとしている。
そして、ハロウィンに仮装やコスプレをしてみた方に対し、その感想を聞いたところ、「最初は恥ずかしかったけど仲間と非日常を楽しめて良かった。毎年だんだん仮装にかけるお金が増えていきます。(30代・女性)」、「とてもテンションが高くなり、年間のイベントで1番楽しいと思いました。ゾンビメイクをしましたが、血のりや、傷シールなどを購入するときから、ワクワクしますしメイクをしているときは、もっと楽しかったです。(20代・女性)」、「非日常的な気分を味わえて、イベント特有の高揚感があります。(30代・女性)」といった感想があった。
最初は積極的ではなかった人も、実際にやってみると日常から離れ、普段の自分ではない姿に高揚感や開放感の虜になってしまう方も多いようだ。同社では、これからオリジナルとは違う日本風のハロウィンが少しずつ登場してくるかもしれないと分析している。(編集担当:慶尾六郎)