辺野古に建設が唯一の解決策 日米防衛相が確認

2015年11月04日 16:31

 中谷防衛大臣は3日の日米防衛相会談後の記者会見で、普天間基地の代替施設の名護市辺野古への建設について「普天間飛行場の継続的な使用回避をするための唯一の解決策であるということを(日米の防衛相が)再確認した」と語った。

 またカーター米防衛相からは辺野古への代替施設建設に向けた埋め立て本体工事着手についての「言及はなかった」とした。中谷防衛大臣は「これは日本政府がやるべきことでございます」と説明した。

 一方で、中谷防衛大臣は「沖縄の負担軽減について、私の方から米軍の安全面への最大限の配慮を新たに要請し、負担軽減についての協力要請もした」と述べた。

 米国のカーター防衛相からは「沖縄の負担軽減について、引き続き協力していく旨の発言があった」と述べた。(編集担当:森高龍二)