安倍晋三総理は１７日、都内で催された「ものづくりなでしこ設立パーティー」に出席し、「ものづくり中小企業の部品や加工の技こそが、メイドインジャパンの強さの源と確信している」と強調した。ものづくりなでしこは中小製造業女性経営者らの集まり。
安倍総理は「ものづくりの中小企業が存分に力を発揮し、豊かになれる日本を作っていかなければいけない」と述べた。
また「アベノミクスでは成長の果実が循環し、頑張った方に正当に成果が届いていく、そのことを実現したいと考えている」とあいさつした。
また「一昨年、『下請企業からの仕入価格を適正水準にする』ことを政労使で合意しました。今、それを全国的にチェックし、対策をまとめているところです。皆さんの中からも、ちょっとおかしいよということがあれば、どんどんその声を躊躇せずに上げていただきたい。また、環境対応、省資源、ＩｏＴなど、イノベーションへの期待が高まっています。実現するのは皆さんであり、『ものづくり補助金』で商品開発や販路開拓を私たちも応援します」と激励した。（編集担当：森高龍二）
