安保法制「基本的に白紙に戻し現実的に」蓮舫氏

2016年09月20日 11:14

 民進党の蓮舫代表は19日、安保法制について「憲法に抵触する部分があるので、基本的には白紙に戻し、私たちが出している領域警備法やPKO法、周辺事態法など、現実的な安保法制を実現するべきと申し上げ続ける」と語った。

 また、安保法制の施行にもとづき、南スーダンでPKO活動をしている自衛隊について、次期派遣自衛隊に駆けつけ警護や宿営地の共同防護の新任務を付与することについては「南スーダンの新任務の是非はPKO5原則に則って、適切に、慎重に対応して欲しいと政府に申し上げたい」と慎重な運用を求めた。

 また、蓮舫代表は、党内人事について、記者団の質問に「老壮青、適切に、いろいろな方の力を借りようと思っている」と答えた。新世代の民進党との看板との関係では「これは年齢制限を設けたものではない。全体の人事を見て判断して欲しい」とした。(編集担当:森高龍二)