北朝鮮対策や慰安婦の最終的かつ不可逆的解決合意の履行などと絡み、これまで以上に国内でも関心が高い韓国の大統領選挙について、立候補届けで受付は４月１５、１６日、選挙は５月９日に実施されることが１５日の臨時閣議で決まった。
聯合ニュースによると「５月９日に選挙日が確定したことで、選挙日４０日前の３月３０日までに海外の不在者届け出と在外選挙人登録日程が完了する。４月２５～３０日に在外投票所で投票が行われ、５月４～５日は不在者投票が実施される。選挙日当日の投票は午前６時から午後８時まで実施されるとしている。
一方、韓国保守陣営の次期大統領選有力候補とされた黄教安（ファン・ギョアン）大統領権限代行首相は１５日、大統領選に出馬しない意向を示したと聯合ニュースが伝えた。
報道によると「黄氏は『悩んだ末、現在の国の危機への対処と安定的な国政管理を後回しにしたり疎かにしたりしてはならないとの結論に達した』とし、国政安定と公正な大統領選管理のため、私が選挙に出馬することは適切ではないと判断した」と述べたと伝えている。（編集担当：森高龍二）
