軽自動車、売上ナンバーワンを記録してきたホンダN-BOXが、この秋にフルモデルチェンジを受ける。そのティーザーキャンペーンをホンダがスタートさせた。ホンダのホームページで先行公開し、順次更新していくもようだ。
今回のフルモデルチェンジでは、軽乗用車最大級の室内空間や存在感のあるデザインといった、N-BOXの商品価値に磨きをかけながら、日本の人・街・暮らしなどを見つめ直し、さらに使い勝手を高めている、としている。
現行のN-BOXは、「N」シリーズの第一弾モデルとして2011年12月に発売され、今回、初のフルモデルチェンジを受ける。N-BOXシリーズの累計販売台数は107万台を超え、2015年、2016年と2年連続で軽四輪車新車販売台数・第1位を獲得している。
ただ、ホンダには初代ヒット作をモデルチェンジして、2世代目で失敗する例が多いのも事実。それが今回のキャンペーンに繋がったのかもしれない、と勝手に裏読みしてしまった。
ホンダのヒットした初代を継ぐ2代目の失敗例はかなり多く、初代シビックの大ヒットを受け、完璧なキープコンセプトで臨んだ2世代目シビック。トールスタイルの斬新なコンセプトが受けた初代シティから一転、スリークになった2代目。四輪車メーカーHONDAの基礎を築いた偉大な軽自動車N360の後継ライフ。これらはいずれも売れなかった。
果たして、2世代目「N-BOX」、偉大な初代を超えられるか?(編集担当:吉田恒)