安倍晋三総理は１５日、建設、医療、生活衛生、学習支援、農業分野など各種業界団体の代表者や経営者らを官邸に招いた生産性向上国民運動推進協議会で「オールジャパンで生産性向上を進めていくため結集いただいた」とあいさつ。
「５年間のアベノミクスにより日本経済は足元で２８年ぶりとなる８四半期連続プラス成長となった。４年連続の賃上げにより経済の好循環は着実に回り始めている」と強調した。
また安倍総理は「民需主導の力強い経済成長が実現し、デフレ脱却への道筋を確実に進んでいる」とも語った。
そのうえで「現在の日本経済にとって、人手不足を解消し、生産性を高め、潜在成長率を引き上げていくことが最大の課題だ」と述べ「人手不足解決の基本は生産性の向上。生産性向上の鍵は人づくり。人づくり革命を力強く進めることは、１人１人の人材の質を高め、潜在成長率を引き上げていくことにもつながっていく」と人づくり革命への協力を求めた。（編集担当：森高龍二）
