ウクライナ外務省が２５日公開した公式ツイッターでのパートナー各国へ感謝を述べる動画について、アメリカ、イギリス、ドイツなど約３０の国名が上がる中、日本が上がっていなかったことについて、松野博一官房長官は２６日の記者会見で「本件は軍事支援の文脈において支援への謝意が示されたものと推測している」と軍事支援への謝辞だったため、日本が入っていないのだとの認識を示した。
松野官房長官は、この動画について「ウクライナ軍関係者からのメッセージとして『この困難な時にあって、ゆるぎない支援に感謝する』旨の文書とともに、支援を行ったと思われる国々の名を含む動画が掲載されたと承知している」と述べた。そのうえで松野官房長官は「趣旨を確認中」とした。
松野官房長官は「これまでの日本の各種の支援に対し、累次にわたり、ウクライナの大統領はじめ政府要人から謝意が表明されている。我が国としてはロシアによるウクライナ侵略を一刻も早くやめさせるために、引き続き、G７をはじめとする国際社会と連携して、適切に対応していく考えだ」と強調した。（編集担当：森高龍二）
