岸田文雄総理は5日、都内・国立劇場で開かれた学制150年記念式典に出席し「我が国の社会と個人の未来は教育にかかっている」と強調。「子どもたち一人一人が自ら個性を磨き、創造性を伸ばし、グローバル社会でも活躍できる心豊かな国民に成長することができるよう、これからも学校教育の充実を図っていく必要がある」と学校教育の充実に意欲を示した。
岸田総理は「新しい資本主義の柱の一つである人への投資は社会全体が少子・高齢化、グローバル化など急激な変化を辿る中において喫緊の課題。現在、我が国、世界が新型コロナウイルスという困難や気候変動などの地球規模の課題や国際情勢の緊迫に直面している」と語った。
そのうえで、これら課題に「立ちすくむのではなく、皆で協力しながら挑戦し、新しい日本を共に創り上げていかなければならない。そのためには子どもたち一人一人が自ら個性を磨き、創造性を伸ばし、グローバル社会でも活躍できる心豊かな国民に成長することができるよう学校教育の充実を図っていく必要がある」と強調した。(編集担当:森高龍二)