今回のニュースのポイント
ソニーグループの2027年3月期第1四半期決算は、売上高が2兆8,378億円、営業利益が4,764億円となり、いずれも前年同期を上回りました。ゲーム事業やイメージセンサー事業が大幅な増益となったことに加え、音楽事業も好調に推移しました。会社は通期業績予想を上方修正した一方、熊本地震による影響は現時点で織り込んでいないとしています。
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ソニーグループ株式会社が7月31日に発表した2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)の連結決算(IFRS会計基準)は、売上高が前年同期比8.2%増の2兆8,377億71百万円、営業利益が同40.2%増の4,764億99百万円、税引前利益が同33.9%増の4,774億91百万円となりました。最終利益にあたる当社株主に帰属する四半期純利益は同32.1%増の3,421億61百万円に達し、大幅な増収増益を達成しました。営業利益率は約16.8%と高い収益性を維持しています。
業績を強力に牽引したのは、半導体・ゲーム・音楽の3大事業です。特に半導体にあたる「イメージング&センシング・ソリューション(I&SS)」事業は、スマートフォン向け大判イメージセンサーの需要拡大や為替効果により、営業利益が1,222億3百万円(前年同期比約2.3倍)へ急拡大しました。また、「ゲーム&ネットワークサービス(G&NS)」事業もネットワークサービスの伸長などにより営業利益2,020億14百万円(同36.5%増)と大きく伸び、「音楽」事業も1,058億82百万円(同14.1%増)と手堅く推移しました。一方、「映画」は248億9百万円(同32.9%増)、「エンタテインメント・テクノロジー&サービス」は426億1百万円(前年同期比1.3%減)となりました。
足元の好調な進捗を踏まえ、同社は通期の連結業績予想を上方修正しました。通期の売上高を12兆5,000億円(前期比0.2%増)、営業利益を1兆7,200億円(同18.8%増)、当社株主に帰属する当期純利益を1兆2,100億円(同17.4%増)へ引き上げています。なお、7月28日に発生した令和8年熊本地震による業績への影響については、現時点で合理的な算定が困難として今回の通期予想には織り込んでいません。
今後は、スマートフォン向けイメージセンサー需要の持続性やPlayStation関連の収益成長に加え、熊本地震に伴う半導体生産拠点への影響の有無が注視されます。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)













