今回のニュースのポイント
西部ガスホールディングスが発表した2027年3月期第1四半期決算は、売上高が606億42百万円(前年同期比10.2%減)、営業利益が40億50百万円(同26.0%減)となりました。ガス料金単価の下方調整や分譲マンション販売戸数の減少が響いたものの、受取配当金の増加などにより経常利益は67億83百万円(同18.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は51億56百万円(同45.9%増)となりました。通期業績予想と年間配当予想(70円)は据え置いています。
本文
西部ガスホールディングス株式会社が7月31日に発表した2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)の連結決算(日本基準)は、売上高にあたる営業収益が前年同期比10.2%減の606億42百万円、営業利益が同26.0%減の40億50百万円となりました。経常利益は同18.3%増の67億83百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同45.9%増の51億56百万円となりました。営業利益は減少した一方、受取配当金の増加などにより経常利益および四半期純利益は増加しました。
売上高と営業利益の減少は、ガス事業における原料費調整に伴う料金単価の下方調整や、不動産事業における分譲マンション販売戸数の減少が主な要因です。都市ガス販売量は前年同期比2.2%減の2億959万立方メートルとなり、平均気温の上昇による家庭用の減少(同6.9%減)などが響きました。
セグメント別の損益では、ガス事業が売上高356億59百万円(前年同期比5.8%減)、セグメント利益21億96百万円(同23.6%減)、不動産事業が売上高96億8百万円(同38.9%減)、セグメント利益6億74百万円(同69.6%減)となりました。一方で、国際エネルギー事業の取引増などを背景とする「電力・その他エネルギー事業」は売上高85億34百万円(同21.4%増)、セグメント利益12億93百万円(同287.7%増)となりました。
営業外収益では、受取配当金が26億55百万円(前年同期は4億81百万円)へ増加したことなどが、経常利益および純利益の押し上げにつながりました。
2027年3月期の通期連結業績予想について、同社は従来の計画を据え置きました。売上高は前期比13.4%増の2,530億円、営業利益は同19.8%増の100億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同11.9%増の80億円を見込んでいます。年間配当予想も1株当たり70円(中間35円、期末35円)を変更していません。なお、同社グループの業績はガス需要が増加する冬期に収益が偏重する季節性があります。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)













