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塩野義製薬が発表した2027年3月期第1四半期連結決算(IFRS)は、売上収益が前年同期比63.7%増の1,633億1,000万円、営業利益は同90.6%増の669億1,100万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同148.2%増の976億9,600万円となりました。鳥居薬品の連結子会社化やJT医薬事業・エダラボン事業の承継に加え、ロイヤリティー収入や海外販売が大きく伸び、売上・利益ともに第1四半期として過去最高を更新しました。2027年3月期の通期業績予想および年間配当予想は従来の見通しを据え置いています。
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塩野義製薬株式会社が3日に発表した2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)の連結決算(IFRS)は、売上収益が前年同期比63.7%増の1,633億1,000万円、営業利益が同90.6%増の669億1,100万円となりました。税引前四半期利益は同59.2%増の737億3,600万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同148.2%増(約2.5倍)の976億9,600万円となり、第1四半期として売上収益・各段階利益ともに過去最高を更新しました。
業績拡大の主な要因として、鳥居薬品の連結子会社化に加え、JT医薬事業や筋萎縮性側索硬化症(ALS)等治療薬「エダラボン(日本製品名:ラジカット、米加製品名:RADICAVA)」事業の承継による収益の取り込みが挙げられます。加えて、ViiVヘルスケア社からのHIV治療薬関連ロイヤリティー収入の拡大や、抗菌薬「セフィデロコル(米国製品名:Fetroja)」の欧米での販売伸長も業績に寄与しました。
売上収益の主な内訳では、鳥居薬品の製品やラジカットの計上により国内医療用医薬品が前年同期比137.3%増の335億円となりました。また、欧米でのセフィデロコルや北米でのエダラボンの貢献により海外子会社および輸出が同196.6%増の422億円、ViiV社のHIVフランチャイズ好調に伴うロイヤリティー収入も同25.3%増の801億円へと順調に伸長しました。
同社は通期の連結業績予想(売上収益7,000億円、営業利益2,200億円、親会社の所有者に帰属する当期利益2,100億円)および年間配当予想(1株当たり76円:中間38円、期末38円)を据え置きました。事業承継や企業結合に伴い各種費用や無形資産償却費が増加したものの、増収効果や持分法投資利益の計上がこれを大きく上回って推移しています。
第1四半期は鳥居薬品の連結子会社化や事業承継の効果、海外販売の伸長などにより、売上・利益ともに過去最高を更新する好調な滑り出しとなりました。今後は海外医薬品の販売拡大やロイヤリティー収入の推移、新たに取り込んだ事業の収益貢献が通期業績の達成に向けた焦点となりそうです。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)













