ノエビアHD、3Qは減収減益 化粧品・医薬食品とも苦戦も通期予想は据え置き

2026年08月03日 18:06

今回のニュースのポイント

ノエビアホールディングスが発表した2026年9月期第3四半期連結決算(日本基準)は、売上高が前年同期比2.6%減の460億7,500万円、営業利益は同13.9%減の68億9,500万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同0.8%減の40億8,900万円となりました。主力の化粧品事業や医薬・食品事業が振るわず減収減益となったものの、固定資産売却益の計上などにより純利益の減少幅は小幅にとどまりました。2026年9月期の通期業績予想および年間配当予想(1株当たり230円)は従来の見通しを据え置いています。

本文
 株式会社ノエビアホールディングスが3日に発表した2026年9月期第3四半期累計(2025年10月〜2026年6月)の連結決算(日本基準)は、売上高が前年同期比2.6%減の460億7,500万円、営業利益が同13.9%減の68億9,500万円となりました。経常利益は同13.4%減の72億9,000万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同0.8%減の40億8,900万円となり、売上・営業利益ともに前年同期を下回る推移となりました。

 セグメント別の業績では、主力の化粧品事業が売上高364億2,200万円(前年同期比2.6%減)、セグメント利益80億8,400万円(同9.9%減)となり、全体の収益を押し下げました。医薬・食品事業も売上高80億2,000万円(同4.4%減)、セグメント利益5億6,200万円(同24.6%減)と振るいませんでした。一方、アパレルや物流等のその他の事業は売上高16億5,000万円(同10.4%増)、セグメント利益1億5,500万円(同13.5%増)と増収増益を確保しました。

 当四半期累計期間においては、売却対象となった土地に係る減損損失1億2,000万円や保険解約損1億6,400万円を特別損失に計上した一方、固定資産売却益9億2,400万円を特別利益に計上しました。固定資産売却益の計上などにより、純利益の減少幅は小幅にとどまりました。なお、6月末時点の純資産は期末配当金の支払いなどにより515億1,000万円となったものの、自己資本比率は69.4%と引き続き高い水準を維持しています。

 同社は通期の連結業績予想(売上高650億円、営業利益114億円、経常利益118億円、親会社株主に帰属する当期純利益82億円)および年間配当予想(1株当たり230円:期末230円)を据え置きました。

 第3四半期は主力事業の苦戦により減収減益での推移となりましたが、通期業績予想および年間配当230円の見通しは維持されています。今後は主力事業の販売動向や第4四半期の業績推移が通期計画達成に向けた焦点となりそうです。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)