今回のニュースのポイント
大塚商会が発表した2026年12月期第2四半期(中間期)連結決算(日本基準)は、売上高が前年同期比9.0%増の7,574億9,800万円、営業利益は同8.0%増の530億8,800万円、親会社株主に帰属する中間純利益は同8.4%増の369億8,200万円となりました。堅調な企業IT投資需要を取り込み、売上高および各段階利益はいずれも中間期として4年連続で過去最高を更新しました。あわせて通期の連結業績予想を上方修正し、年間配当予想も従来見通しの100円から105円へ引き上げました。
本文
株式会社大塚商会が3日に発表した2026年12月期第2四半期(中間期・2026年1〜6月)の連結決算(日本基準)は、売上高が前年同期比9.0%増の7,574億9,800万円、営業利益が同8.0%増の530億8,800万円となりました。経常利益は同9.4%増の548億2,400万円、親会社株主に帰属する中間純利益は同8.4%増の369億8,200万円となり、中間期として4年連続で売上高・各段階利益の過去最高を更新しました。
業績拡大の主な要因として、企業のデジタル化や生産性向上、セキュリティ対策に向けた堅調なIT投資需要が挙げられます。同社は「お客様に寄り添い、AIとセキュリティでお客様と共に成長する」をスローガンに掲げ、AIを活用した営業プロセスの効率化や、中堅・中小企業向けDXソリューションの提案を強化したことが増収増益につながりました。
セグメント別の業績では、システムインテグレーション事業がパッケージソフトの伸長などにより売上高5,367億3,500万円(前年同期比9.5%増)、セグメント利益435億3,100万円となりました。サービス&サポート事業も「たのめーる」や「たよれーる」などストック型ビジネスの好調により売上高2,207億6,300万円(同7.7%増)、セグメント利益165億4,100万円と拡大しました。なお、6月末時点の自己資本比率は50.3%となっています。
業績の進捗に伴い、同社は通期の連結業績予想を上方修正しました。通期売上高を従来予想の1兆3,110億円から1兆3,790億円(前期比4.2%増)へ、営業利益を同900億円から943億円(同4.8%増)へ、経常利益を同901億円から961億円(同5.0%増)へ、親会社株主に帰属する当期純利益を同611億3,000万円から649億円(同0.9%増)へそれぞれ引き上げました。年間配当予想も中間・期末ともに各5円増額し、1株当たり105円(前期実績90円)へ修正しました。
中間期は企業のDX・AI投資需要を捉え、連続で最高業績を更新する順調な決算となりました。今後は世界的な経済動向や資材等の供給環境を注視しつつ、下期においても需要を取り込んだ業績成長を維持できるかが焦点となりそうです。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)













