今回のニュースのポイント
広島ガスが7日発表した2027年3月期第1四半期連結決算(日本基準)は、売上高が前年同期比4.1%増の223億53百万円、営業利益が同22.6%減の7億4百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同32.9%減の3億84百万円となりました。都市ガス販売量の増加やLNG販売収益の伸びにより増収を確保したものの、原料価格の変動が販売単価に反映されるまでのタイムラグなどの影響で減益となりました。なお、通期の連結業績予想および年間配当予想(1株あたり12円)は従来の計画を据え置いています。
本文
広島ガスが7日発表した2027年3月期第1四半期連結決算(日本基準)は、売上高が前年同期比4.1%増の223億53百万円、営業利益が同22.6%減の7億4百万円、経常利益が同27.4%減の7億18百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同32.9%減の3億84百万円となりました。増収を達成した一方で、タイムラグ影響等により利益面では各段階で前年同期を下回りました。
セグメント別の動向を見ると、主力のガス事業は売上高が前年同期比3.0%増の166億16百万円、セグメント利益が同70.2%減の1億44百万円となりました。都市ガス販売量は大口を中心とした業務用や卸供給等の伸びにより同2.6%増の104百万立方メートルへと増加し、LNG販売収益も伸びたものの、原料価格の変動が販売単価へ反映されるまでのタイムラグが利益を押し下げました。一方、LPG事業は販売単価の上昇等により売上高が同2.8%増の52億67百万円、セグメント利益が同6.0%増の4億67百万円と堅調に推移しました。
2027年3月期通期の連結業績予想については、従来計画を変更していません。売上高920億円、営業利益20億円、経常利益28億円、親会社株主に帰属する当期純利益22億円とする5月公表の見通しを維持しています。年間配当予想についても、中間6円、期末6円の年間12円(前年と同額)とする方針を据え置いています。
エネルギー需要の回復や単価上昇で増収を確保したものの、原料コストの変動に伴うタイムラグが利益面で一時的な重荷となりました。需要の書き入れ時となる冬期に向けて、今後は原料価格の推移や価格転嫁の進展状況が注目されます。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)













