日揮HD、第1四半期純利益2倍超 営業利益56%増も通期予想は据え置き

2026年08月07日 19:05

今回のニュースのポイント

日揮ホールディングスが7日発表した2027年3月期第1四半期連結決算(日本基準)は、売上高が前年同期比16.1%減の1,592億99百万円となった一方、営業利益は同56.4%増の123億55百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同107.4%増の116億17百万円となりました。完成工事の進捗に伴い売上高は減少したものの、売上総利益率の改善に加え、為替差益や受取利息の増加といった営業外収益が拡大し、大幅な増益を達成しました。なお、通期の連結業績予想および年間配当予想(1株あたり52円)は従来の計画を据え置いています。

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 日揮ホールディングスが7日発表した2027年3月期第1四半期連結決算(日本基準)は、売上高が前年同期比16.1%減の1,592億99百万円、営業利益が同56.4%増の123億55百万円、経常利益が同132.3%増の213億78百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同107.4%増の116億17百万円となりました。売上高は減少したものの、採算の改善や営業外収益の増加が寄与し、利益面では各段階で前年同期を大きく上回りました。

 セグメント別の動向を見ると、主力の総合エンジニアリング事業は売上高が前年同期比18.1%減の1,426億56百万円にとどまった一方、セグメント利益は同55.4%増の115億78百万円と大きく伸びました。売上総利益率の改善が寄与したほか、営業外で受取利息(41億15百万円)や為替差益(38億82百万円)などを計上したことが経常利益以降の大幅増益につながりました。また、機能材製造事業も売上高が同6.9%増の155億91百万円、セグメント利益が同29.4%増の23億82百万円と順調に推移しました。

 第1四半期は好調な利益進捗となったものの、同社は2027年3月期通期の連結業績予想を変更していません。売上高6,700億円、営業利益400億円、経常利益460億円、親会社株主に帰属する当期純利益460億円とする従来計画を維持しました。年間配当予想についても、期末一括での1株あたり52円とする方針を据え置いています。

 大型プラント案件の進捗影響等により減収となったものの、プロジェクトの採算改善と財務収益の確保が大幅な利益押し上げをもたらしました。通期見通しを据え置くなか、今後は大型プロジェクトの採算や工事進捗、営業外収益の動向などが注目されます。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)