大雨被災10自治体へ交付税41.7億円を前倒し 福井市・永平寺町を追加

2026年09月03日 16:09

今回のニュースのポイント

総務省は2026年9月3日、8月27日からの大雨で被害を受けた福井県の福井市と永平寺町に対し、11月に定例交付する予定だった普通交付税の一部を繰り上げて交付すると発表しました。繰上げ額は福井市が7億9100万円、永平寺町が2億7300万円の計10億6400万円で、4日に現金交付されます。すでに対象となっている富山県および石川県の自治体と合わせ、今回の大雨に伴う普通交付税の繰上げ交付は富山、石川、福井の3県10自治体(6市4町)、総額41億7400万円に拡大しました。

本文
 総務省は2026年9月3日、同年8月27日からの大雨に伴う災害により被害を受けた福井県内の2自治体(福井市、永平寺町)に対し、11月に定例交付すべき普通交付税の一部を繰り上げて交付することを決定しました。

 今回の決定により繰り上げて交付される金額は、福井市が7億9100万円、永平寺町が2億7300万円で、2自治体の合計は10億6400万円となります。総務省は地方交付税法第16条第2項に基づき、9月3日に交付決定を行い、翌4日に現金交付を実施します。

 すでに対象に指定されていた富山県および石川県の自治体と合わせ、今回の大雨災害に係る普通交付税の繰上げ交付は、富山、石川、福井の3県にまたがる計10自治体(6市4町)、総額41億7400万円規模となりました。

 自治体別の繰上げ交付額は以下の通りです。

富山県(4市・計18億7400万円)

・高岡市:6億1300万円

・氷見市:4億6900万円

・小矢部市:2億4600万円

・射水市:5億4600万円

石川県(1市3町・計12億3600万円)

・羽咋市:2億8400万円

・志賀町:3億5100万円

・宝達志水町:2億6500万円

・中能登町:3億3600万円

福井県(1市1町・計10億6400万円)

・福井市:7億9100万円

・永平寺町:2億7300万円

 普通交付税は通常、4月、6月、9月、11月の年4回に分けて定例交付(地方交付税法第16条第1項)されます。今回の措置は新規の給付金や補助金ではなく、11月に定例交付する普通交付税の30%を前倒して交付するものです。

 交付の日程については、富山県および石川県の8自治体(計31億1000万円)分が9月3日に現金交付され、新たに決定した福井県内の2自治体(計10億6400万円)分が9月4日に現金交付されます。

 普通交付税の繰上げ交付は、災害により多大な被害を受けた地方公共団体の資金繰りを円滑にするため、定例の交付時期を繰り上げる措置です。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)