日経平均1801円安、6万3469円で前場終了 一時2050円安の水準、前日の急反発から一転

2026年09月11日 11:37

0205_024

東京株式市場のイメージ。11日の日経平均株価は6万4276円で寄り付いた後、9時20分に前日終値を約2050円下回る6万3221円を確認。前場は1801.56円安の6万3469.39円で取引を終えた

今回のニュースのポイント

11日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に下落し、前場取引を6万3469.39円、前日比1,801.56円安で終えました。前日10日の終値(6万5270.95円)に対し、11日は6万4276円(前日比約995円安)で寄り付いた後、さらに下落幅を拡大。9時20分には前日終値を約2,050円下回る6万3221円を確認しました。その後は一時6万3600円台まで持ち直す場面があったものの上値は重く、大幅安の水準で前場を折り返しました。前日10日に一時900円超下落した水準からプラスへ切り返した動きが一転し、ボラティリティの高さが際立つ展開となっています。

本文
 11日午前の東京株式市場で日経平均株価は急反落し、前場終値は前日比1,801.56円安の6万3469.39円となりました。前日に1,000円を超える切り返しをみせた流れから一転し、朝方から大幅安となりました。

 前日10日の日経平均終値は6万5270.95円でした。11日朝の取引は6万4276円で始まり、寄り付きの段階ですでに前日終値を994.95円下回る水準となりました。寄り付き後も売り圧力が収まらず、9時20分には6万3221円を確認。寄り付きから約20分間で1,055円急落し、前日終値との比較では2,049.95円安(約2,050円安)の水準まで下値を試す動きとなりました。

 その後、9時30分には6万3616円、10時には6万3645円まで戻し、9時20分に確認した水準から424円上昇する場面がありました。しかし、その後は再び水準を切り下げ、10時20分に6万3471円、10時50分に6万3301円と推移し、前場終値は1,801.56円安の6万3469.39円で引けました。

 今回の急反落を捉えるうえで重要なのが、前日10日の値動きとの対比です。10日は前日終値(6万5142.78円)に対し、10時35分に6万4240円(前日比約903円安の水準)まで下げた後、午後に急反発。終値は前日比128.17円高の6万5270.95円となり、10時35分時点から大引けまでに1,030.95円上昇していました。しかし翌11日は一転し、前場だけで1,801円安と大幅な水準切り下げとなりました。11日9時20分に確認した6万3221円は、前日10時35分の6万4240円よりさらに1,019円低い水準となります。

 なお、外国為替市場ではドル円相場が前場終了時点で1ドル=154.452円近辺で推移しています。前日10日の大引け付近(153.544円前後)との比較では円安・ドル高水準にあるため、今回の株価急落を単純な「円高嫌気」といった単一の要因で説明することはできません。

 直近4営業日は、日中に1,000円規模で水準が動く場面が相次ぐなど、値振れの大きい展開が続いています。8日は一時330円高の水準から1,130.51円安で引け、9日は前場を225.90円高で折り返しながら最終的に126.55円安で終了。10日は約903円安の水準から128.17円高へ切り返し、11日前場は1,801.56円安となりました。

 前日に1,000円以上切り返した日経平均は、翌朝再び急落し、前場は1,801円安で終えました。前日大引けより円安水準にある為替相場も含め、特定の材料だけで市場の現在地を測ることは難しくなっています。前場の急落を受けた後場において、市場がどのような値動きを見せるのか、午後の推移が確認されます。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)