今回のニュースのポイント
出入国在留管理庁が発表した2026年8月の出入国管理統計速報によると、日本人の出国者数は158万8597人でした。前年同月(2025年8月:164万8279人)から5万9682人減(3.6%減)となったほか、新型コロナウイルス流行前の2019年8月(210万9566人)と比べても52万969人減(24.7%減)となり、2019年同月の75.3%の水準にとどまりました。夏休みシーズンにおいても海外渡航の足踏み傾向がうかがえます。
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出入国在留管理庁が公表した2026年8月の出入国管理統計速報によると、同月に日本から海外へ出国した日本人の数は158万8597人となりました。
■前年同月比3.6%減、2019年同月比では75.3%の水準
夏休みやお盆休みを含み、例年海外旅行需要が高まる8月ですが、2026年8月の日本人出国者数は前年同月の水準を下回りました。2025年8月の日本人出国者数(164万8279人)と比較すると、2026年8月は5万9682人減(3.6%減)となっています。
さらに、新型コロナウイルス流行前の2019年8月(210万9566人)との比較では52万969人少なく、2019年同月比で75.3%の水準(24.7%減)にとどまっています。長期的な持ち直しの動きはあるものの、2026年8月単月では前年同月を割り込み、2019年の水準とも依然として約52万人の隔たりが存在する現状が浮き彫りとなりました。
■外国人入国者は319万6041人、新規と再入国の合計
一方、同月の外国人入国者数は319万6041人でした。内訳は、新規入国者数が281万7629人、再入国者数が37万8412人となっています。入管統計上の単純な人数比較として、8月の外国人入国者数は日本人出国者数の約2.0倍の規模となっています。
ただし、入管統計における「外国人入国者数」には、観光等の短期滞在者だけでなく、日本に在留する外国人の再入国なども含まれます。そのため、日本政府観光局(JNTO)が公表する「訪日外客数」とは定義や対象範囲が異なる点に留意が必要です。
■韓国・台湾が外国人入国者の約47.5%を占める
外国人入国者を国籍・地域別に見ると、韓国が87万1249人で最も多く、次いで台湾が64万6699人、中国が46万7781人、中国〔香港〕が24万595人、米国が20万2458人などとなりました。韓国と台湾の2つの国籍・地域を合わせると151万7948人となり、外国人入国者全体の47.5%を占めています。これも観光目的に限らない入管統計上の国籍別人数となります。
日本人の海外渡航は近年緩やかな回復傾向にあったものの、2026年8月単月では前年同月を下回り、2019年同月の約211万人に対しても75.3%の水準にとどまりました。その一方で、外国人入国者は約320万人規模となり、入管統計上では日本人出国者の約2倍の規模となっています。今後、日本人出国者数が前年およびコロナ前の水準へどこまで近づくのか、航空便の動向や旅行関連統計と併せた注視が求められます。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)













