東京株式市場は9月24日、3営業日ぶりに現物株取引を再開する。23日の米国市場では主要3指数がそろって反落したが、18日終値との比較ではNASDAQは約1.56%、S&P500は約0.73%高い水準。ドル円は24日早朝に158円台前半まで円安方向に動いた。(画像は資料写真)
今回のニュースのポイント
東京株式市場(東証現物株市場)は9月24日、3営業日ぶりに取引を再開します。連休前18日の日経平均株価終値は6万5018円95銭。23日の米国市場では主要3指数がそろって下落し、ダウ工業株30種平均は前日比352.10ドル安の5万1511.59ドル、NASDAQ総合指数は308.24ポイント安の2万6936.03、S&P500種株価指数は58.61ポイント安の7706.03で取引を終えました。一方、東京市場が最後に取引した18日終値との比較では、NASDAQはなお約1.56%、S&P500は約0.73%高い水準です。外国為替市場では24日早朝、ドル円が1ドル=158円34銭近辺まで円安方向に動いています。24日は日本銀行が決定した政策金利1.25%の適用開始日でもあり、東京市場は休場中の海外市場と為替の変化を織り込んで取引を再開します。(米国株の累計騰落率は編集部計算)
本文
東京株式市場の現物株市場は9月24日、祝日や休日を挟み3営業日ぶりに取引を再開します。連休前の9月18日、日経平均株価は前日比882円70銭高の6万5018円95銭で大引けを迎えました。9月14~18日の週間では1007円61銭高(約1.57%上昇)となり、前週の1009円60銭安(約1.55%下落)から反発しました。四桁規模の下落と上昇を経て、18日の終値は2週間前である9月4日の終値(6万5020円94銭)との差がわずか1円99銭となり、ほぼ同水準で3営業日の休場に入りました。
現地23日の米国株式市場では主要3指数がそろって下落しました。ダウ工業株30種平均は前日比352.10ドル安の5万1511.59ドル、NASDAQ総合指数は308.24ポイント安の2万6936.03、S&P500種株価指数は58.61ポイント安の7706.03で終了しました。前日の22日にはNASDAQが2万7244.28まで上昇し、2日連続で終値の過去最高値を更新していましたが、23日は308ポイント下落し、最高値から反落する形となりました。
東証現物株が最後に取引を行った18日終値から23日終値までの主要指数の推移を編集部で単純計算すると、ダウ平均は171.05ドル安(約0.33%下落)となったものの、NASDAQは413.48ポイント高(約1.56%上昇)、S&P500は55.53ポイント高(約0.73%上昇)となりました。23日の米株単日では3指数全面安となったものの、東京市場の休場期間全体(18日対比)ではNASDAQとS&P500は休場前の水準を上回って推移しています。なお、日本のデリバティブ市場においては、大阪取引所などで休場期間中(21~23日)も祝日取引が実施されました。
休場期間中の米国市場の流れを振り返ると、週明け21日は主要3指数がそろって上昇し、NASDAQが2.26%高の2万7122.09と最高値を更新。22日はNASDAQが連日で最高値を更新する一方、ダウは下落し、S&P500はほぼ横ばいとなるなど指数ごとに動きが分かれました。23日には3指数がそろって反落しました。
外国為替市場も現物株市場の休場中に変動を見せました。19日朝時点で1ドル=156円87銭近辺だったドル円相場は、21日の157円37銭近辺、23日夕方の157円83銭近辺を経て、24日早朝時点では1ドル=158円34銭近辺まで円安方向に振れて推移しています。19日朝との比較では約1円47銭の円安・ドル高水準となっており、連休前より円安方向に動いた為替水準を東京市場がどのように受け止めるかが注目されます。
国内では24日、日本銀行が18日の金融政策決定会合で決定した金融市場調節方針が適用開始日を迎えます。無担保コールレート(オーバーナイト物)を従来の1.00%程度から1.25%程度で推移するよう促す方針です。金利変更自体は18日の取引時間中に伝わっていたものの、その後に海外市場で株式、金利、原油、為替の各価格変動が進行しており、24日の東京市場は新しい金融調節方針の適用初日として内外の環境変化を反映する一日となります。
東京市場が最後に取引した18日から23日までを通してみると、米国株はNASDAQが約1.56%、S&P500が約0.73%上昇した一方、ダウ平均は約0.33%下落しました。23日の米国市場では3指数がそろって反落したものの、休場期間全体では指数によって方向が分かれています。為替ではドル円が19日朝の156円87銭近辺から24日早朝には158円34銭近辺まで円安方向に動きました。日経平均は18日の6万5018円95銭を起点に3営業日ぶりに取引を再開します。日銀の政策金利1.25%が適用される初日でもあり、休場中に生じた米国株と為替の変化を東京市場がどのように織り込んで再開するかが焦点となります。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)













