海外投資家、日本株を2.2兆円買い越し 4週ぶり、国内勢も外国株買い越し

2026年10月08日 09:14

今回のニュースのポイント

財務省が10月8日に発表した「対外及び対内証券売買契約等の状況(週次・指定報告機関ベース)」によると、2026年9月27日〜10月3日の週における海外投資家による日本の株式・投資ファンド持分の売買動向は、2兆1919億円の取得超(買い越し)となりました。前週の売り越しから転じ、4週ぶりの買い越しです。一方で、日本の投資家による外国株式・投資ファンド持分も1兆3246億円の買い越しとなり、4週連続で取得超過となりました。

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 財務省が10月8日に公表した「対外及び対内証券売買契約等の状況(週次・指定報告機関ベース)」によると、2026年9月27日〜10月3日の対象期間において、非居住者(海外投資家)による日本の株式・投資ファンド持分の取引は、2兆1919億円の取得超(買い越し)となりました。前週は3542億円の処分超(売り越し)でしたが、今回の対象週では大幅な取得超過へ転じ、4週ぶりの買い越しを記録しました。

 売買の内訳をみると、海外投資家による日本の株式・投資ファンド持分の取得額は37兆9026億円、処分額は35兆7107億円でした。取得額と処分額がともに前週を上回り、取得額が処分額を上回りました。また、海外投資家による日本の中長期債は、取得額7兆5361億円、処分額6兆9504億円で5857億円の買い越しとなり、前週の1兆3418億円の売り越しから3週ぶりの買い越しへ転じました。一方、日本の短期債は2385億円の売り越しとなり、2週連続の処分超過となっています。

 他方、日本の居住者(国内投資家)による対外証券投資では、外国株式・投資ファンド持分が1兆3246億円の買い越しとなりました。取得額が4兆5576億円、処分額が3兆2330億円で、前週の2258億円の買い越しから買い越し幅が大きく拡大し、4週連続で取得超過を維持しています。

 国内投資家の外国債券取引については、外国中長期債が3476億円の売り越しとなり、3週連続で処分超過となりました。取得額が13兆3282億円、処分額が13兆6758億円でした。また、外国短期債についても1560億円の売り越しとなり、5週ぶりの処分超過を記録しています。

 今回の統計は、財務省が指定した銀行、証券会社、保険会社、投資信託委託会社などの報告に基づく証券売買契約等を取りまとめたものです。売買額は取得と処分の差額で示され、株価の上昇率や市場全体の資金流入額を直接表すものではありません。直近週は投資家主体や対象資産によって売買動向が分かれました。

 直近週の動きを整理すると、海外投資家が日本の株式・投資ファンド持分を4週ぶりに大きく買い越したほか、日本の投資家も外国株式・投資ファンド持分を4週連続で買い越しました。一方で、国内投資家による外国中長期債の売り越しは3週連続となっており、国内外の証券市場における資金移動の様相を示しています。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)