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財務省が2026年10月16日に公表した対外・対内証券売買契約状況(10月4日~10月10日分)によると、海外投資家(非居住者)による日本証券への投資は5兆4,432億円の取得超(買い越し)となりました。日本の株式・投資ファンド持分を3兆5,215億円、中長期債を1兆801億円、短期債を8,416億円それぞれ買い越し、主要3区分すべてが取得超となりました。一方、日本の居住者による対外証券投資は1兆300億円の処分超(売り越し)となっています。
本文
財務省が10月16日に発表した対外及び対内証券売買契約等の状況(週次・指定報告機関ベース、10月4日~10月10日分)によると、海外投資家(非居住者)による日本の証券に対する投資は、5兆4,432億円の取得超(買い越し)となりました。株式・投資ファンド持分、中長期債、短期債の主要3カテゴリーが揃って取得超となり、前週の2兆5,694億円(修正値)から取得超の規模が拡大しました。
海外投資家による日本の株式・投資ファンド持分は、取得額が40兆6,706億円、処分額が37兆1,491億円となり、差し引き3兆5,215億円の取得超でした。2週連続の買い越しで、前週の2兆1,997億円(修正値)から買い越し幅は1兆3,218億円拡大しました。
海外勢の買いは株式にとどまらず、日本の中長期債にも向かいました。中長期債は取得額が6兆3,156億円、処分額が5兆2,355億円となり、1兆801億円の取得超を記録しました。前週の6,081億円(修正値)に続き、2週連続の取得超となりました。
さらに、日本の短期債投資についても8,416億円の取得超へ転じました。前週の2,385億円の処分超(修正値)から3週ぶりの買い越しとなり、株式・投資ファンド持分(+3兆5,215億円)、中長期債(+1兆801億円)、短期債(+8,416億円)のすべてで買い越しが重なった結果、対内証券投資全体で5兆4,432億円の取得超となりました。
一方、日本の居住者による対外証券投資は処分超に転じました。海外の株式・投資ファンド持分は、取得額3兆6,600億円に対して処分額が4兆4,205億円となり、7,606億円の処分超(売り越し)となりました。前週の1兆3,286億円の取得超から反転し、5週ぶりの売り越しとなっています。
日本の居住者による海外の中長期債投資も3,397億円の処分超となり、4週連続での売り越しとなりました。海外の短期債は703億円の取得超(2週ぶり買い越し)となったものの、対外証券投資全体では1兆300億円の処分超(前週は8,269億円の取得超)へと転じる結果となりました。
10月4~10日の週は、海外勢が日本証券を5兆4,432億円買い越す一方、日本勢は海外証券を1兆300億円売り越しました。ただし、今回の統計は指定報告機関ベースの1週間の売買状況を示すもので、投資家の売買理由や長期的な資金の流れまでは判断できません。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)













