日経平均、4日は方向感探る展開か 米半導体株高が支え、NYダウ安と米中間選挙に警戒

2026年11月04日 06:34

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東京証券取引所の看板。11月4日の東京株式市場では、米半導体株高や円安が支援材料となる一方、NYダウ安や米中間選挙の開票動向が意識される(写真はイメージ)

今回のニュースのポイント

祝日明けとなる4日の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日終値近辺で方向感を探る展開となりそうです。米国市場ではSOX指数が2.63%大幅上昇し、国内の半導体関連株への波及が期待される一方、NYダウは下落し強弱材料が混在しています。日経平均先物は午前6時時点で6万3090円と現物終値と同水準です。外国為替市場では1ドル=158円70銭台の円安水準で推移するなか、米中間選挙の開票動向や値がさ株の動きを慎重に見極める取引が見込まれます。

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 祝日明けとなる2026年11月4日(水)の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日の現物終値近辺を挟んで方向感を探る展開となりそうです。前日の米国市場ではハイテク株を中心に買いが優勢となり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が大幅に上昇しました。指数への寄与度が高い国内の半導体関連株には追い風となる見込みです。一方で、ニューヨークダウが下落したほか、米国で実施された中間選挙を巡る不透明感も意識されやすく、積極的な買いには慎重さも予想されます。強弱材料が交錯するなか、寄り付きは前営業日終値水準を意識した動きとなりそうです。

 前日3日の米国株式市場は、主要3指数の動きが分かれるまちまちな展開となりました。優良株で構成されるニューヨークダウは前日比197.26ドル安(0.38%安)の5万1786.72ドルと下落しました。一方、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数は207.64ポイント高(0.83%高)の2万5372.00ポイント、S&P500種株価指数は27.52ポイント高(0.36%高)の7568.92ポイントと上昇して取引を終えています。NYダウが下落する一方、ナスダック総合指数とS&P500種株価指数は上昇し、主要指数の方向感が分かれました。

 東京市場にとって主要な支援材料となるのが、半導体関連株の動向を示すSOX指数の上昇です。3日の取引終了時点におけるSOX指数は、前日比272.067ポイント高(2.63%高)の1万0600.396ポイントと伸長しました。米半導体株が買われた流れは、国内の半導体製造装置や電子部品などの関連銘柄にも好影響を及ぼす可能性があります。日経平均株価は半導体関連の値がさ株の動きに影響を受けやすいため、これらの中核銘柄に朝方から買いが先行すれば、指数全体の下値を支える要因になり得ます。

 国内市場の足元の水準を確認すると、3日の文化の日の祝日休場を挟んだ取引再開となります。前営業日である11月2日(月)の日経平均株価の現物終値は、前週末比208円25銭安(0.33%安)の6万3081円86銭でした。一方、4日午前6時時点における日経平均先物は6万3090円(前日比170円安、0.26%安)で推移しています。先物市場の比較基準では下落を示しているものの、11月2日の現物終値との差は8円14銭高と小幅です。ただし、先物と現物は異なる市場・商品であり、この差額がそのまま寄り付きの騰落幅を示すわけではありません。

 外部環境では、為替市場と商品市場の動きも注視されます。日本時間4日午前6時23分時点のドル円相場は1ドル=158円73銭台(Bid 158.737円/Ask 158.739円)の円安水準で推移しています。円安基調は輸出企業の業績期待を支える可能性がある一方、輸入原材料やエネルギーの調達費用を押し上げる側面もあります。また、ニューヨーク原油先物市場(WTI)は1バレル=96.77ドル(前日比0.31ドル高、0.32%高)と小幅に上昇しており、エネルギー価格の動向が企業収益に及ぼす影響も意識されそうです。

 寄り付き後の市場では、米半導体株高を映した値がさハイテク株の買いがどこまで広がるかが焦点となります。指数が6万3000円台を維持できるかは、主力銘柄の牽引力にかかっています。加えて、米国で3日に投票が行われた中間選挙の開票動向にも注意が必要です。開票動向を受けた米株先物や為替市場の反応が東京市場の売買を左右する可能性もあります。複数の材料が交錯するなか、市場参加者は目先の材料を見極めながら慎重に方向感を探る展開となりそうです。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)