今回のニュースのポイント
2026年11月6日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は前日比3,643円13銭安の5万7,434円77銭となり3営業日続落しました。前日の米国市場でSOX指数が12.25%安となるなど主要指数が急落した流れを受け、東京市場でも前場に編集部観測値で一時4,300円超下落しました。前場終値にかけて下げ幅を一部縮小したものの、後場は5万7,000円台で一進一退の推移となり、値下がり銘柄が圧倒的多数を占めるなか戻りの鈍い展開で引けました。
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2026年11月6日の東京株式市場で、日経平均株価は大引けで前日比3,643円13銭安の5万7,434円77銭となり、大幅に下落して取引を終えました。下落率は約5.96%に達し、前日11月5日の終値(6万1,077円90銭)から大きく水準を切り下げて3営業日続落となりました。前日の米国株式市場で主要株価指数がそろって大幅に急落した流れを引き継ぎ、朝方から強い売り圧力が先行しました。前場の取引時間中には編集部観測値で一時前日終値比4,300円を超える下落を記録し、5万6,000円台まで売り込まれる場面がありました。その後は下げ幅を一部縮小したものの、午後の後場に入っても5万7,000円台での一進一退にとどまり、戻りの鈍いまま取引を終えました。
今回の急落に至る市場環境を振り返りますと、前日11月5日の東京市場からすでに地合いの変調が始まっていました。5日の東京市場は、前日の米国株高や夜間先物高を映し、朝方は前日終値を上回る6万2,384円73銭で寄り付きました。しかし、買い注文の勢いは持続せず前場早々に下落へと転じました。前場終値で6万1,913円51銭へ沈んだ後、後場に入ると下げ幅を一段と拡大させ、大引けは前日比1,110円73銭安(約1.79%安)の6万1,077円90銭と大幅反落で取引を終えていました。前日の米国株高を受けて上昇して始まったものの、東京市場では朝方の買い一巡後に売りが優勢となりました。その後、同日の米国市場でも主要株価指数が大幅に下落しました。
5日の東京市場が引けた後、同日の米国株式市場では主要株価指数が全面安となりました。ダウ工業株30種平均は前日比1,833ドル06セント安(約3.44%安)の5万1,523ドル06セント、ナスダック総合株価指数は1,421.51ポイント安(約5.52%安)の2万4,314.99、S&P500種株価指数も334.89ポイント安(約4.36%安)の7,353.73で終えました。とりわけ市場に衝撃を与えたのが、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の急落です。同指数は前日比1,257.516ポイント安、12.25%安の9,011.138まで下落しました。市場では、米中間選挙後にデータセンター建設に伴う電力消費や環境負荷への政策懸念が意識されたほか、巨額のAI投資に対する採算性への不安が売り材料視されたと指摘されています。
こうした米国の波乱を受け、6日朝の東京市場は取引開始前から警戒感に包まれました。6日午前6時時点の日経平均先物(12月限・編集部記録値)は5万7,400円となり、前日比で3,520円安と大幅に売り込まれていました。現物取引が始まると先物安に追随する形で全面安の展開となり、前場終値は前日比3,219円29銭安(約5.27%安)の5万7,858円61銭を付けました。前場の取引時間中には極めて荒い値動きとなり、午前10時25分の編集部観測値では5万6,763円まで下落しました。この観測値は前日終値比で4,314円90銭安(約7.06%安)に相当し、一時4,300円を超える急激な下落となりました。その後は前場終値にかけて下げ幅を一部縮小したものの、大幅安のまま午前の取引を終了しました。
午後の後場取引に入ると、指数は前場のような急激な下落局面からは脱したものの、自律反発に向けた買いの勢いは極めて限定的でした。提供された後場の編集部観測値をみますと、12時35分の5万7,456円から14時15分には後場観測値の安値となる5万7,147円まで押し戻され、14時40分に5万7,691円まで戻すなど、5万7,000円台の狭いレンジ(値幅544円)で上下動を繰り返しました。15時時点の観測値5万7,443円を経て、正式な大引け終値は5万7,434円77銭となりました。同日15時17~18分更新の騰落ランキングでは、掲載対象のうち値下がりが4,085件、値上がりが178件となり、両者の合計に占める値下がりの割合は約95.8%でした。集計にはETF・ETNなども含まれ、東証全体の騰落銘柄数を示すものではありません。なお、ドル円相場は大引け付近で1ドル=157円89銭近辺で推移していました。
今回の下落によって、東京市場は11月4日の893円23銭安、5日の1,110円73銭安に続き、6日の3,643円13銭安と3営業日連続で下落しました。3営業日の累計下落幅は5,647円09銭に達しています。5日の東京市場での買い続かずの反落から、夜間の米国市場における主要指数およびSOX指数の大幅反落、そして6日の東京市場での前場一時4,300円超安と後場の戻りの鈍さに至るまで、米国株の急落を背景に、東京市場でも広範囲に売りが優勢となった形です。市場全体で値下がりが圧倒的優勢となるなか、今後は海外株式市場の落ち着きどころとともに、波乱の展開となった東京市場において現物・先物双方の売り圧力がどの水準で収束に向かうかが焦点となります。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)













