菅義偉官房長官は4日、2020年オリンピックの東京誘致へ「開催地の決定直前までオールジャパンで臨んでいく。安倍総理も(アルゼンチン・ブエノスアイレスでの)IOC総会で思いを訴える」とオリンピック誘致へ追い込みをかける政府の決意を示した。
菅官房長官は「東京でのオリンピック開催には国民から非常に関心や期待が持たれていると思っている」とし「開催地は9月8日早朝に決まるが、各IOC委員にはこれまでの招致活動を通じて、日本が東京招致にかける篤い思いというのは十分に伝わっていると思う」とした。
菅官房長官は「IOC総会には安倍総理自ら出席し、プレゼンターの1人として、IOCのみなさんに最後の訴えを行う」と述べた。
安倍総理はIOC総会で、世界が懸念している東京電力福島第一原発事故による汚染水問題についても「2020年にはまったく問題ないということを説明したい」考えを明らかにしている。(編集担当:森高龍二)