民主党の岡田代表は連合との意見交換で、安保法につき「法律は成立したが、違憲の部分を白紙に戻すことがわれわれの行動目標で、具体的には参院選、衆院選で結果を出し、政権交代することに尽きる。そのために全力を上げる」と政権交代により、安保法の違憲部分の解消を図る考えを強調した。
政権交代実現で特にカギとなる維新の党との連携では「松野頼久代表と党首会談を行い、野党結集が重要との共通認識で、政策と選挙協力の枠組みを作ることで合意した」旨伝え「近々その具体化に踏み出す。政策について大きな方向性が一致しないと選挙協力は出てこないので、大きな方向性を議論する場を立ち上げる」との考えを示した。
また、共産党が自公政権に対抗するため、１人区で候補者を出さず、お互い候補者を調整する旨の提案をしていることに「かなり思い切った提案だ」と評したうえで、２５日にも志位和夫委員長に会い「向こうの主張を確認するという作業から始めたいと思う」とした。
また、岡田代表は「次の参院選挙で結果を出し、衆院で政権にチャレンジできるところまでもっていく。そのために党一丸となって頑張っていきたい」と改めて、強い思いを伝えた。（編集担当：森高龍二）
