007の新作映画「スペクター」に先立って公開した世界限定150台のスーパースポーツ「アストンマーティンDB9GTボンド・エディション」は、ちょっと変わった場所にあるので注意。「SMART MOBILITY CITY 2015」ビッグサイト西ホール3「WOWOW 2015」ブースに
10月30日から一般公開した第44回東京モーターショーで最も華のあるモデルは、このクルマだろう。「アストンマーティンDB9GTボンド・エディション」である。007の新作映画「スペクター」に先立って公開した世界限定150台のスーパースポーツだ。
DB9GTがフロントミッドに搭載する6リッターV型12気筒DOHCエンジンの最高出力は、547ps／6750rpm、最大トルクは63.3kg.m（620Nm）／5500rpm。2ペダルの6速タッチトロニックと呼ぶトランスミッションをリアミッドシップ搭載する、いわゆるトランスアクスル・レイアウトを採る。その動的性能を記すと、0-100km／h加速をわずか4.5秒で達成し、最高速度295km／hを記録する。
そのパワートレーンを支えるサスペンションは、極めてオーソドックスな4輪ダブルウイッシュボーン式。3ステージのアダプティブ・ダンピング・システム（ADS）が組み合わされ、「ノーマル」「スポーツ」「トラック（サーキット）」の3モードを任意に選択できる。
ボンド・エディションには、純銀製のアストンマーティン・エンブレムつかられるなど専用装備が満載。エンボスレザータグがついた「グローブトロッター製21インチトロリーケース」や「オメガ製シーマスター・アクアTerra150m・ボンド・エディション・リストウォッチ」が付属する。
世界150台限定の「アストンマーティンDB9GTボンド・エディション」の日本への割り当ては10台だけ。価格は税込み2740万007円だ。
このアストンマーティンDB9の限定車は、東京モーターショーの意外な会場に展示され、多くのプレス関係者が素通りしている。DB9GTは東京モーターショーの主催者事業として開催されている「SMART MOBILITY CITY 2015」ビッグサイト西ホール3「WOWOW 2015」ブースに展示されているので、お見逃しなく。（編集担当：吉田恒）
