4代目「マツダ・ロードスター」が2015-2016 日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞、3代目に続き2度目

2015年12月08日 08:59

COTY Mazda Roadstar

第4世代の「マツダ・ロードスター」が、「2015-2016 日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。ロードスターとしては、第26回の「2005年-2006年」の3代目「NC系」の受賞以来2度目となる

 日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会(COTY)が主催する「2015-2016 日本カー・オブ・ザ・イヤー」の最終選考結果が本日12月7日に発表され、「マツダ・ロードスター(海外名:Mazda MX-5)」が、「2015-2016 日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。

 マツダ・ロードスターは、マツダが提唱する「“走る歓び”“優れた環境・安全性能”を高次元で調和する」ことを目標に開発するエンジン、トランスミッション、ボディ、シャシーなどの新世代技術の総称である同社の「SKYACTIV技術」とデザインテーマ「魂動(Soul of Motion)を採用した新世代商品の第6弾となるモデルだ。

 ロードスターは、先代モデル比100kg以上の大幅な軽量化や理想的なドライビングポジションの実現など、人とクルマがふれ合う感覚を重視して開発に取り組み、運転する楽しさを追求したFR(フロントエンジン+後輪駆動)2座ライトウェイトオープンスポーツカーである。

 また、軽い操作で簡単に開閉でき、耐候性にもすぐれた幌の採用、飛行機内に持ち込み可能なサイズのキャリーバッグを2個積めるトランクなど、2シーターのスポーツカーでありながら、利便性が高く、毎日の生活に新鮮な刺激をもたらすクルマであることにこだわりました。

 受賞理由として選考委員から、「ロードスターは、明確なコンセプトを持ち、作り手の熱い情熱を感じさせるライトウエイトスポーツカーとして、その出来映えの素晴らしさは誰もが認めるところである。さらに初代登場の1989年以来、26年にわたってドライビングの楽しさを追求し続け、真のクルマ文化を根付かせたいと努力してきたマツダの企業姿勢についても高く評価した」とコメントされた。

 本年の「日本カー・オブ・ザ・イヤー」の選考対象車は、2014年10月1日から2015年10月31日までに日本国内で発表または発売され、年間500台以上の販売台数が見込まれるすべての乗用車で、マツダ車の同賞受賞は、2014年の「マツダ デミオ」に続き、2年連続6回目となる。

 マツダの小飼雅道代表取締役社長兼CEOは、「皆さまから熱い応援をいただき、この度『ロードスター』が、このような名誉ある賞を受賞することができたことを心から光栄に思うとともに、感謝の気持ちでいっぱいです。この賞を励みに、マツダは今後もお客さまに走る歓びをお届けすることで、お客さまに選ばれ続けるオンリーワンのブランドになることを目指していきます」とコメントを寄せた。(編集担当:吉田恒)