菅義偉官房長官は16日の記者会見で「安倍晋三総理が17日に米国に立ち寄り、18日から21日まで、ペルー及びアルゼンチンを訪問する」と発表した。また「往路にニューヨークに立ち寄り、トランプ次期米大統領と会談を行う予定で調整している」とした。
菅官房長官は「ペルーではAPEC(アジア太平洋経済協力)首脳会議において、現下の世界的な経済情勢を踏まえ、アジア太平洋地域の貿易・投資の自由化に向けた様々な問題について議論を行う予定」。
また「APEC首脳会談の機会を捉え、ロシアのプーチン大統領との会談を始めとする二国間会談等を行う予定」とも語り「日本の現職総理大臣としては、57年ぶりにアルゼンチンを公式訪問し、マクリ大統領との会談を行う予定」とも語った。
菅官房長官は安倍総理とトランプ次期米大統領との会談について「直接に対面して意見交換することになるので、両首脳の個人的な信頼関係の構築にとって、極めて有意義な会談になると思う」と、個人的な信頼関係構築が最も大きい狙いであるとした。(編集担当:森高龍二)