マツダ、2.5リッターターボ搭載の新型「マツダ・アテンザ」、米で初公開

2017年11月17日 06:36

Mazda_6_Concept

ロサンゼルス自動車ショー「Los Angeles Auto Show」で初公開される、新たに2.5リッター直噴ガソリンターボエンジン「SKYAVTIV-G2.5T」搭載の「Mazda6」

 マツダは、商品改良した「Mazda6(日本名:マツダ・アテンザ)」のセダンモデルを、12月1日から10日まで開催されるロサンゼルス自動車ショー「Los Angeles Auto Show」(プレスデー:11月29日・30日、一般公開日:12月1日から10日)において、世界初公開する。

 「Mazda6」は、マツダの乗用車ラインアップを牽引するフラッグシップモデル。今回の商品改良は、2012年の全面改良以来3度目で、「技術、デザインなどのあらゆる領域を深化させ、その質のレベルを一段引き上げたとしている。

 デザインにおいては、「Mature Elegance」をコンセプトに、エクステリア・インテリアともに上質さを追及し、磨き上げ、大人の落ち着きを感じさせるデザインとした。また、日本の伝統家具や楽器などに使用される栓木(せんのき)を用いた本杢素材などによってマツダらしいプレミアム感を表現したマツダ最上級仕様のインテリアを設定することで、フラッグシップモデルとしての品格を、より美しく、より質感高く、より味わい深く熟成したという。

 パワートレインは、2.5リッター4気筒ガソリン「SKYACTIV-G2.5」に「気筒休止」などの新技術を採用し、優れた燃費性能と人間中心のパフォーマンスフィールをさらに高いレベルで両立し、「Mazda CX-9」に続き、エンジンラインアップに、2.5リッター直噴ガソリンターボエンジン「SKYAVTIV-G2.5T」を設定した。このエンジンは、4リッターV8自然吸気ガソリンエンジン並みの豊かなトルクにより、余裕のある走りが楽しめる。

 安全装備も充実させた。危険の認知を支援して被害の低減を図る先進安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」を進化・拡充。全車速追従を可能とした「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)」に加え、最新の360°ビュー・モニターを採用するなど、これまでに導入してきた安全技術と相まって、より幅広いシーンで安心して走りを楽しめる安全性能を実現している。

 また先般、東京で開催した「第45回東京モーターショー」で世界初公開した次世代デザインビジョンモデル「マツダ VISION COUPE」に加え、「Mazda6」と同じく「気筒休止」などの新技術を採用して進化した「SKYACTIV-G2.5」を搭載した「Mazda CX-5」商品改良モデルも北米初公開する。(編集担当:吉田恒)