VW、Up!とGolfのスポーツハッチモデル「GTI」の特別仕様車を同時発売

2019年02月15日 06:39

VW Up & Golf GTI

MT専用車として、昨年導入した限定車「up! GTI」、コンパクトなボディサイズにスポーツチューンを受けた足回りなどが高く評価されたモデルで、今回再投入となる

 フォルクスワーゲン(VW)ジャパンは、フォルクスワーゲンのホットハッチ「GTIシリーズ」を拡充し、特別仕様車「up! GTI(アップ ジーティーアイ)」、特別仕様車「Golf GTI Performance(ゴルフ ジーティーアイ・パフォーマンス)」を全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーにて、販売開始する。

 1976 年に初代「Golf GTI」が欧州で登場して以来、スポーツ性能に加えて、日常での使い勝手を両立させてきた”GTI”シリーズは、「Polo GTI」「up! GTI」とラインアップを広げてきた。今年も昨年に続き、“GTI”シリーズ3 モデルが揃う。

 昨年導入した限定車「up! GTI」は、マニュアルトランスミッション専用車として、コンパクトなボディサイズにスポーツチューンされた機敏な足回りなどが高く評価され、600 台の限定車がまたたく間に完売となった。今回導入する特別仕様車「up! GTI」は、昨年の装備に加え、新たにリヤビューカメラやプレミアムサウンドシステム“beats sound system”を採用し、安全性と快適性を向上させている。また、エクステリアカラーにも新たに“タングステンシルバーメタリック”を採用した。

 限定車「up! GTI」の搭載エンジンは、999cc直列3気筒インタークーラーターボで、最高出力116ps(85kW)/5000-5500rpm、最大トルク20.4kg.m(200Nm)/2000-3500rpmを発揮。6速マニュアルミッションを組み合わせる。価格は229.9万円。

 また、「Golf GTI Performance」は、2017 年10 月に500 台限定で発売し、スポーツチューンされた足回り、ハイパフォーマンスチューンを受けたエンジンが人気を集め、完売となったモデルだ。今回再登場する特別仕様車「Golf GTI Performance」も、前回好評だった足回りやエンジンはそのままに、前回とは異なるデザインの専用19インチアルミホイールを装着し、視覚的に特別なGTI を感じられる仕様となっている。

 「Golf GTI Performance」搭載エンジンは2リッター直列4気筒インタークーラーターボで、ベースモデルより15psアップした最高出力245ps(180kW)/5000-6700rpm、最大トルク37.7kg.m(370Nm)/1600-4300rpmを発揮。幅広い回転域で太いトルクを発生し、ドライバビリティに優るエンジンといえる。トランスミッションもベースの6速DSGから7速DSGアップデートされている。価格は465.9万円。(編集担当:吉田恒)