今回のニュースのポイント
りそなホールディングスが発表した2027年3月期第1四半期決算は、経常利益が1,162億円と前年同期比19.3%増、親会社株主に帰属する四半期純利益は805億円と14.2%増となりました。国内金利の上昇を背景とした貸出金利息の増加が資金利益を押し上げ、本業の収益力が改善しました。会社は通期の親会社株主利益目標を3,300億円へ上方修正しました。国内金利上昇の恩恵が、同社グループの業績に表れています。
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株式会社りそなホールディングスが7月31日に発表した2027年3月期第1四半期(2026年4〜6月)の連結決算(日本基準)は、経常収益が前年同期比20.0%増の3,599億82百万円、経常利益が同19.3%増の1,162億3百万円となりました。最終利益にあたる親会社株主に帰属する四半期純利益は同14.2%増の805億26百万円となり、増収増益となりました。
業績を押し上げた主な要因は、金利環境の変化に伴う資金利益の拡大です。国内貸出金利回りの上昇により貸出金利息が1,651億53百万円(前年同期比31.6%増)へ増加し、連結資金利益は1,631億99百万円(同24.5%増)へと拡大しました。預金金利の上昇により預金利息(480億45百万円)などの調達費用も増えたものの、それを上回る貸出金利息の増加が資金利益を押し上げました。また、役務取引等利益も548億36百万円と、前年同期比6.6%増加しました。
連結ベースの実質業務純益は、前年同期比約154億円増の955億71百万円となりました。また、グループ銀行4行合算のコア業務純益(投信解約損益除く)は1,031億3百万円(同37.3%増)となりました。国内業務の預貸金利回差も1.05%(同0.14ポイント改善)に上昇し、本業の収益力が改善しました。
第1四半期の進捗を踏まえ、同社は通期の連結業績目標を上方修正しました。親会社株主に帰属する当期純利益目標を3,300億円(前期比27.6%増)へ引き上げています。年間配当予想については、1株当たり37円(中間18.50円、期末18.50円)を据え置きました。
日銀の金融政策正常化に伴う金利上昇の追い風が、同社の収益に表れています。今後は、貸出金利の改善ペースの持続性に加え、預金調達コストの影響、個人・法人向け貸出の増強が注目されます。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)













