今回のニュースのポイント
4日午前の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比421円55銭安の6万3,333円35銭で前場の取引を終えました。前日の米国株高を受けて買い先行で始まりましたが、その後は利益確定売りが優勢となり一時下げ幅を広げる展開となりました。一方、為替市場ではドル円が1ドル=157円台後半で比較的落ち着いた動きを続けており、株価も下げ幅を縮小して前場を終えました。
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4日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前営業日比421円55銭安の6万3,333円35銭で前場の取引を終えました。前日の米国株式市場で主要3指数が揃って上昇した流れを引き継ぎ、朝方は前営業日終値を上回る6万3,995円でスタートしました。取引開始直後には一時6万4,154円まで値を伸ばす場面が見られたものの、節目の高値圏に位置することから利益確定売りが次第に優勢となり、指数は下落へと転じる展開となりました。
売りの勢いが強まった前場中盤には寄り付き時の高値から1,200円超押され、一時6万2,907円まで下落しました。その後は買い戻しなどから下げ幅を縮小し、一時6万3,600円台まで持ち直す場面も見られました。もっとも、積極的に上値を追う展開には至らず、売り買い交錯のままマイナス圏での揉み合いが続きました。
相場の下値を支える要因となったのが、外国為替市場の安定感です。ドル円相場はおおむね1ドル=157円台後半(157円67銭近辺)で推移し、急速な円安・円高のどちらにも振れない落ち着いた動きを見せました。為替の急変動に対する警戒感が和らいだことで投資家心理が過度に悪化することは避けられ、為替の影響が限定的となるなか、市場では企業決算や持ち高調整に関心が向かう地合いとなりました。
また、市場参加者の間では、この日午後に本格化する主要企業の大型決算発表を見極めたいとの「様子見姿勢」が強く働いています。米株高を好感した前向きな買いと、決算発表前の持ち高調整による売り、さらには利益確定売りが複雑に交錯したことで、日経平均は方向感を欠く結果となりました。
前場の日経平均は一時大きな下げを見せたものの、為替の安定を支えに一定の持ち直しを見せて取引を終えました。後場の取引に向けては、為替相場が落ち着いた推移を維持するかどうかに加え、順次発表される主要企業の決算内容を受けた市場の反応が相場の方向性を左右することになりそうです。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)













