日経平均、前場1,324円高 6万7,000円目前まで上昇、米株高と円安が追い風

2026年08月10日 11:39

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10日午前の日経平均株価は大幅反発。前週末比1,324円77銭高の6万6,931円48銭で前場を終え、6万7,000円の大台目前まで上昇した。

今回のニュースのポイント

10日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に上昇し、前日比1,324円77銭高の6万6,931円48銭で前場の取引を終えました。前週末の米国市場で主要3指数が揃って上昇した流れを引き継ぎ、寄り付きから買いが優勢の展開となりました。外国為替市場で1ドル=158円26銭近辺と円安方向で推移したことも追い風となり、日経平均は6万6,900円台まで上昇し、節目となる6万7,000円を目前に捉えて後場の取引を迎えます。

本文
 10日の日経平均株価は、前週末の終値を大きく上回る6万5,905円で取引を開始しました。寄り付き直後から買いの勢いが強く、9時10分には6万6,274円、9時35分には6万6,644円まで上昇。9時45分にかけて6万6,428円まで利確売りに押される場面が見られたものの、下げは一時的で、9時55分ごろから再び上げ足を速めました。10時25分には6万6,925円まで水準を切り上げ、その後も高値圏を維持。前引けは前週末比1,324円77銭高の6万6,931円48銭となり、前場を通じて買い優勢の強い展開が続きました。

 前場の大幅高の背景には、米株高と為替の円安という外部環境の好転があります。7日の米国市場では、ダウ工業株30種平均が前日比151ドル83セント高の5万4,036ドル93セント、S&P500種株価指数が47.68ポイント高の7,757.64、ナスダック総合指数が342.26ポイント高の2万6,690.62と、主要3指数が揃って上昇しました。東京市場が休場だった間の米株高を織り込む形で、朝方から幅広い買いが先行しました。さらに外国為替市場では、前週末に1ドル=157円84銭近辺で推移していたドル円相場が、10日午前には158円26銭近辺へと円安・ドル高方向に進行。円安・ドル高方向への動きも投資家心理を支えました。

 前週の日経平均は、5日に6万6,300円44銭まで急伸したものの、その後は2日続落し、7日には6万5,606円71銭で取引を終えていました。週明けの展開としては「6万6,000円台の回復」や「5日の戻り高値(6万6,300円台)を再び試せるか」が焦点となっていましたが、10日前場はこの両水準を一気に上回りました。前引け時点で6万7,000円の大台まで残り68円52銭に迫っており、後場の焦点は、6万7,000円の大台を突破できるか、そして突破した場合にその高値圏を維持できるかへと移っています。

 前週は6万2,700円台への急落から6万6,300円台への急反発と、荒い値動きが続いた日経平均ですが、週明け10日は再び大幅高となり、前場だけで1,300円を超えて上昇しました。前週の上値となった6万6,300円台を一気に上回ったことで、目先の焦点は6万7,000円という新たな節目へとシフトしています。一方、前週も急騰後には利益確定売りに押される場面が見られただけに、後場は6万7,000円台への到達だけでなく、急伸した水準でも買いが持続するかどうかが注視されます。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)