今回のニュースのポイント
8月24~28日の週の日経平均株価は、前週末21日の終値(6万6016円36銭)から28日終値の6万6405円56銭へと上昇し、週間では389円20銭高(約0.59%高)となった。先週の急落後に焦点となっていた「6万6000円台を維持して戻りを試せるか」に対しては、週初に一時6万6000円を割り込み、25日朝には一時6万4670円まで下落して6万5000円の大台を割り込む場面があった。しかし同日はそこから1100円幅を超えて切り返し、26日には終値で6万6000円台を回復。27、28日も日中の大きな上下を挟みながら、最終的に6万6000円台で一週間を終える展開となった。
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8月24日から28日にかけての東京株式市場で、日経平均株価は週間ベースで小幅に反発しました。28日の大引け終値は6万6405円56銭となり、前週末21日の終値(6万6016円36銭)と比べて389円20銭高(約0.59%高)で一週間の取引を終えました。
先週は17日に6万9220円25銭まで上昇して7万円の大台に迫ったものの、その後に急落して6万6000円台まで押し戻されていました。そのため今週は「6万6000円台を足場に戻りを試せるか」が市場の焦点となっていました。
結果として、今週は一度6万6000円どころか6万5000円の大台をも下抜ける場面を経たのち、週末にかけて再び6万6000円台まで戻して取引を終える格好となりました。
■週初は488円安、6万6000円を維持できず
週初24日の日経平均は、前週末比488円27銭安の6万5528円09銭で取引を終えました。
前場の取引では一時6万6231円まで上昇する場面があり、前引け時点でも6万5968円71銭と前週末終値近辺を維持していましたが、後場に入ると水準を切り下げました。前週末21日に戻していた6万6000円台を週初から維持することはできず、先週の急落後の戻り歩調は一旦途切れる形となりました。
■25日は一時6万4670円、終値は328円高へ反転
今週の大きな転換点となったのが25日です。
25日の日経平均は6万5195円で寄り付いた後も売りに押され、9時20分には6万4670円まで下落しました。前日終値からの下落幅は一時858円09銭に達し、6万5000円の大台を大きく割り込みました。
しかし、9時20分の安値通過後は持ち直しの動きが強まり、前引けには6万5598円68銭(70円59銭高)とプラス圏へ浮上。大引けの終値は6万5856円43銭(328円34銭高)となりました。朝方につけた日中安値(6万4670円)から終値までの上昇幅は1186円43銭に達し、一日のうちに1000円を超える振れ幅で大きく切り返す展開となりました。
■26日に6万6000円回復、朝方安値から835円上昇
続く26日の日経平均は、前日比405円73銭高の6万6262円16銭となり反発しました。
この日も最初から上昇したわけではなく、朝方は前日終値を下回って寄り付き、10時には6万5393円まで下落する場面がありました。しかし、そこから前引けの6万6227円55銭まで約835円上昇。後場も6万6200~6万6400円近辺でのもみ合いを維持し、終値ベースで3営業日ぶりに6万6000円台を回復しました。
25日、26日と2営業日続けて「朝方に前日終値を下回って下落した後に大きく切り返す」という共通した値動きを辿りました。
■27日は「658円高→462円安」、1日で1000円超下落する局面も
今週の日中ボラティリティの高さを示す動きとなったのが27日です。
27日の日経平均は、前日終値を500円以上上回る6万6775円で高寄ってスタートし、9時05分には6万6920円(前日比約658円高)まで買われました。しかし直後から一変して急落し、10時15分には6万5800円(前日比約462円安)まで下落しました。わずか1時間10分の間に1120円下落する急激な振れとなりました。
後場には12時55分に6万6501円まで戻す場面が見られたものの勢いは続かず、大引けは130円18銭安の6万6131円98銭となりました。週間では最終的に前週末比プラスとなったものの、日中の価格変動は非常に激しい状態が続きました。
■28日は前場550円高、後場縮小も6万6405円で大引け
週末28日の日経平均は、前日終値を約28円下回る6万6104円近辺で始まった後に上昇へ転じ、前引けは550円90銭高の6万6682円88銭となりました。
後場は上値を伸ばせず、15時時点では6万6310円近辺まで上げ幅を縮小したものの、大引けにかけてやや戻し、最終的に273円58銭高の6万6405円56銭で終了しました。外国為替市場のドル円相場は大引け時点で1ドル=159円477銭近辺で推移しました。
■週間389円高、安値からは1735円戻す
今週一週間の値をまとめると、前週末終値(6万6016円36銭)と28日終値(6万6405円56銭)の比較では389円20銭の上昇にとどまります。
しかし、25日につけた今週の安値(6万4670円)から28日終値までの幅を見ると、その差は1735円56銭に達します。前週の急落に続き、週前半にはさらに6万5000円を割り込む場面を作りながらも、週後半にかけては再び6万6000円台まで水準を戻した一週間となりました。
■週末の米国株は3指数下落、ナスダック0.52%安
週末28日の米国株式市場では、主要3指数が揃ってマイナスで取引を終えました。
ダウ工業株30種平均の終値は前日比9.45ドル安(0.02%安)の5万3559.99ドルとほぼ横ばい圏で引けた一方、ナスダック総合指数は138.93ポイント安(0.52%安)の2万6402.42と相対的に大きな下落率となりました。S&P500種株価指数も19.23ポイント安(0.25%安)の7711.76となりました。
■来週はまず「6万6000円」を維持できるか
31日からの来週の取引に向けて、28日の終値は6万6405円56銭となりました。先週の焦点であった6万6000円台の水準へ再び戻ってきたことから、来週はまず「6万6000円台を維持できるか」が最初の観察ポイントとなります。
ただし、今週は24日に6万6000円を割り込み、25日には6万5000円も割り込んだほか、26日に6万6000円台を回復した後も27日・28日と日中に同水準を挟んで大きく上下しています。6万6000円近辺は今週何度も上下に通過した水準であり、明確な支持線として機能したと断定するのではなく、通過頻度の高い中心水準として注視する必要があります。
■下は6万5000円・6万4670円、上はまず6万7000円が観察水準
来週の値動きを確認するうえでの具体的な観察水準としては、以下の3点が挙げられます。
・下方向の観察水準:今週割り込んだ6万5000円の大台、および25日につけた安値「6万4670円」
・中心の観察水準:今週後半に終値で回復した「6万6000円」
・上方向の観察水準:心理的節目となる「6万7000円」
上方向の6万7000円については、今週27日に一時6万6920円まで上昇し、あと80円程度まで迫る場面があったものの、到達には至りませんでした。いきなり前週以前の7万円大台回復を意識する前に、まずはこの6万7000円を手前に置く形となります。
先週の日経平均は7万円手前から急落し、今週は一時6万4670円まで下落したものの、最終的に6万6405円56銭(週間389円20銭高)で終えました。週末の米国市場が小幅下落となるなか、週明け31日からの東京市場がどの水準から新たな取引を開始し、これらの観察水準に対してどう推移するかを確認することになります。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)













