7月の二人以上世帯のネットショッピング支出額は1世帯当たり2万7833円で、前年同月比0.7%減。一方、ネットショッピングを利用した世帯に限ると、1世帯当たり支出額は3.5%増の5万74円となった(画像はイメージ)
今回のニュースのポイント
総務省が2026年9月4日に発表した7月の家計消費状況調査によると、二人以上の世帯におけるネットショッピングの支出額は1世帯当たり2万7833円となり、前年同月比で名目0.7%減少しました。ネットショッピングを利用した世帯の割合も55.6%と前年同月から2.4ポイント低下しました。一方で、実際にネットショッピングを利用した世帯に限ると、1世帯当たりの支出額は5万0074円となり、前年同月比で3.5%増加しました。
本文
総務省は2026年9月4日、2026年7月分の家計消費状況調査結果(ネットショッピングの状況)を公表しました。二人以上の世帯における1世帯当たりのネットショッピング支出額は2万7833円となり、前年同月の2万8039円から名目0.7%減少しました。
支出全体の減少に加え、利用した世帯の広がりを示す指標も前年を下回っています。7月にネットショッピングを利用した世帯の割合(利用世帯の割合)は55.6%となり、前年同月の58.0%から2.4ポイント低下しました。同調査が公表した月次推移グラフにおいても、2026年7月の利用世帯割合は前年同月(2025年7月)の水準を下回って推移していることが確認できます。
一方、全世帯の平均値や利用割合とは異なる動きを示したのが、利用世帯当たりの支出規模です。7月にネットショッピングを実際に利用した世帯に限った1世帯当たり支出額は5万0074円となり、前年同月の4万8383円から名目3.5%増加しました。
二人以上世帯全体で見た利用割合や平均支出額が減少する一方で、利用した世帯の1世帯当たり支出額は前年同月を上回り、5万円を超える水準となりました。
ネットショッピング支出額の対前年名目増減率に対し、押し下げに寄与した主な項目を見ると、チケットが前年同月比10.8%減(寄与度マイナス0.53ポイント)となり、資料に掲載された主な項目の中で最も大きなマイナス寄与となりました。このほか、贈答品が同8.6%減(寄与度マイナス0.40ポイント)、書籍が同16.5%減(寄与度マイナス0.24ポイント)、衣類・履物が同2.3%減(寄与度マイナス0.21ポイント)となり、いずれもネットショッピング支出額の対前年名目増減率にマイナス寄与しました。
7月の家計消費状況調査では、二人以上世帯におけるネットショッピング利用世帯の割合が前年同月を下回り、世帯全体の平均支出額も0.7%減少しました。一方で、利用世帯に限った1世帯当たり支出額は3.5%増えて5万円を超えており、利用世帯の割合と利用世帯当たりの支出額が対照的な動きを見せる結果となりました。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)













