日経平均、1130円安の翌朝 前日終値6万5269円、ダウ628ドル安

2026年09月09日 06:11

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9日の東京株式市場は、前日に日経平均株価が1130.51円安の6万5269.33円まで下落した直後の取引となる。米国株3指数の下落や、ドル円相場の大きな振幅を受け、寄り付き後の値動きが注目される

今回のニュースのポイント

9日の東京株式市場は、前日に日経平均株価が1130.51円安の6万5269.33円まで急落した直後の寄り付きを迎えます。8日の米国株式市場ではダウ工業株30種平均が628.18ドル安となるなど主要3指数が揃って下落しました。為替市場では8日に一時1ドル=152.89円と約7カ月ぶりの円高水準を記録したものの、9日早朝には154.005円近辺まで押し戻されています。株価・為替ともに大きく揺れ動いた直後だけに、9日の東京市場がどの水準で寄り付き、どこで落ち着くかを確認する一日となります。

本文
 9日の東京株式市場は、前日に日経平均株価が1130.51円安(6万5269.33円)と大きく下落した直後の寄り付きを迎えます。8日の米国市場で主要3指数が揃って下落したほか、為替市場でも大きな振幅が続いており、寄り付き後の市場の現在地を見極める取引となります。

 前日8日の東京市場において、日経平均は前場に一時6万6730円まで上昇していたものの、後場後半にかけて急落し、大引けは6万5269.33円となりました。単日の値幅としても大きな揺れを見せた翌日であり、9日朝は、この6万5269.33円を前日終値として新たな寄り付き水準が形成されます。

■米国市場は主要3指数が揃って下落

 海外市場では、8日の米国株式市場で主要3指数が揃って下落しました。ダウ工業株30種平均は前日比628.18ドル安の5万2786.07ドルで取引を終え、ナスダック総合指数は85.58ポイント安の2万6421.41、S&P500種株価指数は45.08ポイント安の7673.52となりました。

 米国株の下落は9日朝の東京市場にとって寄り前の確認材料の一つとなりますが、これがそのまま東京市場の株安へ直結するかどうかは、実際の寄り付き以降の値動きで観測することになります。

■ドル円は一時152円89銭、約7カ月ぶりの円高水準から154円近辺へ

 為替市場ではドル円相場が急激な振幅を見せました。8日のアジア時間には一時1ドル=152.89円まで円高・ドル安が進みました。ロイター報道によると、日本政府・日銀が7月に介入を行った際の水準を上回り、2月以来約7カ月ぶりの円高水準となります。前週以降の比較で円の対ドル相場は約5%上昇した計算になります。

 円高が一方向に加速し続けて9日朝を迎えたわけではありません。8日アジア時間の一時152.89円から、8日の東京市場大引け時点では153.792円近辺、そして9日午前6時前には154.005円近辺へと円安方向に押し戻されています。

■「円高=株安」と固定せず個別の動向を観測

 前日8日の実際の場中においても、午前中にドル円が153円近辺まで円高方向に進む中で日経平均が6万6730円まで買われる場面があるなど、為替と株価は一対一の単純な連動を見せていたわけではありません。9日の取引においても「円高だから株安」といった固定的な因果関係を事前に置くのではなく、為替と株価のそれぞれの動きを独立して観測する必要があります。

 市場の先行きについては、今週後半に米国で9月10日の生産者物価指数(PPI)や11日の消費者物価指数(CPI)、ならびに翌週15~16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)などの重要イベントが控えています。米国の物価指標や金利動向を前に、為替市場や株式市場がどのように姿勢を整えるかが注目されます。

 9日朝の市場において、まず確認されるポイントは以下の3点となります。

1.日経平均の寄り付き水準
前日終値6万5269.33円に対し、どのような価格で寄り付くか。

2.寄り付き後の値動き
前日後場に6万6000円台から6万5000円台へ下落した後、9日の取引でどの水準を中心に推移するか。

3.ドル円相場の動向
早朝の154.005円近辺から、東京時間の取引開始後に再び153円・152円方向へ向かうのか、それとも154円台で推移するのか。

 前日の1130円安、米国株の3指数安、そして一時152円台まで振れた為替市場の余波の中で、9日の東京市場がどこに最初の「現在地」を形成するのかは、寄り付きの数字によって示されることになります。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)