今回のニュースのポイント
GMO NIKKOが提供する「Z世代トレンドラボ byGMO」は10月6日、国内の16〜28歳の高校生・大学生・社会人500人を対象に実施した「AIと恋愛」に関する意識調査結果を発表しました。恋愛に関することで生成AIを「積極的に使っていきたい」と回答した割合は34.6%となり、約3人に1人が前向きな意向を示しました。一方で利用場面によって容認度に大きな開きが見られ、アプローチやプレゼント選定といった準備・相談では4割超が許容する一方、告白のセリフ考案など自分自身や気持ちを表現する場面では2割台まで落ち込む結果となりました。
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恋愛の悩みを生成AIに相談する選択肢が広がる一方で、どこまでAIに任せるかという「境界線」が浮かび上がっています。GMO NIKKOが10月6日に公表した調査結果によると、恋愛において生成AIを「積極的に使っていきたい」と回答したZ世代(16〜28歳)は34.6%でした。男女別では女性が38.4%、男性が30.8%と女性の方がやや前向きな傾向を示しています。
実際の利用許容度を恋愛の場面別に尋ねると、最も高かったのは「気になる人へのアプローチ相談」で43.4%となりました。さらに「記念日のプレゼント選定」が42.2%、「気になる人との相性相談」が40.6%と続き、相談や情報整理、下調べといった準備段階では4割前後が利用を受け入れています。
しかし、自分自身の気持ちを伝える場面や本人性が問われる局面になると許容度は一転して低下します。「告白のセリフ添削」では28.0%、「告白のセリフ考案」では23.4%にとどまり、「マッチングアプリ・SNSアイコンのAI生成」は21.4%と調査内で最低の水準となりました。アプローチ相談(43.4%)と告白のセリフ考案(23.4%)の間には約20ポイントの開きがあり、アドバイスを受けることとメッセージそのものをAIに作らせることの間にある心理的な抵抗感が示されています。
生成AIを使いたいと思わない理由(複数回答)としては、「自分の言葉で伝えたいから」が36.7%で最多となり、「相手に対して失礼だと思うから」(18.7%)や「AIの答えを信用していないから」(18.3%)が続きました。一方で「使い方がよくわからないから」は6.1%にとどまっており、今回の回答では、使い方そのものよりも、恋愛における意思疎通や自分の言葉で伝えることに関する理由が上位となりました。
調査を担当した同ラボの神津洋幸主任研究員は、準備や相談の場面では4割前後が利用を許容する一方、本人性が問われる場面では許容度が下がると指摘し、AIは「恋愛をうまく進めるための参謀」としては受け入れられても、「本人の代役」としては受け入れられにくいと分析しています。恋愛の作戦会議にはAIを呼んでも、最後の一言まで任せるわけではない――今回の調査からは、Z世代と生成AIの現実的な距離感がうかがえます。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)













