今回のニュースのポイント
警察庁が公表した2025年の刑法犯統計によると、SNSなどを通じて対面することなく交信を重ね、金銭等をだまし取る「SNS型投資詐欺」および「SNS型ロマンス詐欺」の認知件数が合計1万5168件(前年1万237件)、被害額が約1834億円(同約1272億円)に達したことが明らかになりました。前年の約1272億円から約562億円増加しており、被害額の拡大が示されています。
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警察庁は、2025年における「SNS型投資・ロマンス詐欺」の認知・検挙状況を集計した統計資料を公表しました。非対面でSNS上のやり取りを重ねて相手を信用させ、金銭等をだまし取る詐欺の認知件数、被害額ともに前年を上回りました。
認知件数の推移を見ると、2023年の3846件から、2024年に1万237件、2025年には1万5168件へと増加しました。2025年の内訳は、投資金や出金手数料名目で金銭等をだまし取る「SNS型投資詐欺」が9523件、恋愛感情や親近感を抱かせてだまし取る「SNS型ロマンス詐欺」が5645件となっています。
金銭的被害を示す被害額の拡大も確認されています。総被害額は2023年の約455億円から、2024年に約1272億円、2025年には約1834億円へと推移しました。2025年の手口別被害額では、SNS型投資詐欺が1287億9800万円(約1288億円)、SNS型ロマンス詐欺が546億3508万円(約546億円)となっており、投資詐欺が単純計算で被害額全体の約7割を占めています。
なお、年次比較における統計上の注意点として、警察庁は2023年中の集計において「SNS型ロマンス詐欺」の調査対象を「相手方が外国人又は海外居住者を名乗ったもの」に限定して実施していた注記を付しています。そのため、2023年と2024年以降の数値を単純に同一条件で比較することには注意が必要です。一方、2024年から2025年にかけては認知件数、被害額ともに増加しています。
2025年の検挙状況については、検挙件数が630件、検挙人員が397人でした。なお、この検挙統計にはSNS型投資・ロマンス詐欺のほか、犯罪収益が同詐欺に由来する組織的犯罪処罰法違反も含まれます。
2025年のSNS型投資・ロマンス詐欺は、認知件数が1万5168件、被害額が約1834億円となりました。警察統計からは、認知件数の増加だけでなく、被害金額の大きさも浮かび上がっています。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)













